キューブサット打ち上げ


id:manpukuyaさんとこから。


東大のキューブサット「XI-V」、明日打ち上げ予定 - まんぷく::日記


追記:16:16、衛星も無事放出されたみたいで、まずは、打ち上げ成功おめでとうございます。
(放出確認は22:44 みたいですね。16:16は「XI-IVの運用」って事で。でも、その「運用」って何を指すんだろ。)


で、ESAの打ち上げのストリーミング放送を辿って視聴しました。
ちょっとびっくりしたのが、なんか、教育番組仕立てになっていて、司会と解説者がいて、メインのSSETI Expressの意義などを言葉だけでなく、ドキュメント風のビデオというかムービーで説明していた事、キューブサットの解説もきちんとしていた事とか。


カウントダウン・アップと専門用語のアナウンスだけな打ち上げ中継とは、受ける印象が全然違いますね。
後の方から、ESAのお偉いさんの挨拶とか出てきたりするんですけどね。
で、最後では会場の小学生(?)達に「次は君たちの番だよ!」みたいな感じで啓蒙する、と。
ああ、こういうのが「広報」ってやつなんだろうなぁ。


あと、打ち上げについては、さすがロシアと言いますか、シンプルと言うか「生活臭漂う打ち上げと」言いますか。


色彩の無い、ツンドラの森林を背景に、一部だけ地面がコンクリで固めてあって、その上にロケットがポツネンと立っていて。地面のコンクリも幾度の打ち上げを経て来ているのか、噴射炎で既に汚れているんですな。
NASAとかJAXAとかの、清潔、新品、かっこいい!とかじゃないんですね。


カウントダウンとか無いんですよ。
カウントダウンしていって「ゼロ」で点火!の緊張感とか無いんですね。
30分前にタイマー設定して打ち上げる、って聞こえたので、カウントダウンとか無いってな感じなんでしょうか。あるいは放送に乗ってなかっただけなのか。
だから、ジーッと見ていると、いきなりバスッと点火して打ちあがってしまって。感動とか、そんな感じではない、と(笑)。


ただ、そういう風に、日常的な感覚でロケット打ち上げをして、成功しちゃうってのが、ロシアの宇宙開発の凄みなんでしょうねぇ。