空気を読む

近頃、日本人のはてな日記、blogを巡回するとコメントを付け加える側に「空気を読んでないかもしれませんが…」とか「空気を読めよゴルァ!!」やらの物言いが目立つようになったような気がします。旧来のテキストベースのWeb日記では(別ページに掲示板が設置されていたとしても)見かけなかったような…
 また、運営している側にも、「空気を呼んでコメントしてほしい」とか表明している方々とか…。

そんな文言に対してスウプ的には「空気を読む」って事をなぜWeb上で問題にするのかがよく判らんのです。

Web上のスペースって、誰が、どんな人間がアクセスしてくるのかは制限付けられん訳ですよね。(アクセス制限を設定する話なんかは(つ´∀`)つ置いといて)そんな(肉体的(物理的)制限がない故)現実世界以上に「公共の場」であるWeb上に自分個人の意見を開陳した上に、トラックバックやコメントとレスを付けられるシステムを用意しているのだから、あらゆる種類のコメント、意見が付く可能性があるのは当たり前のことであって、それをどこの誰だか判らん人間に対して「私に都合のいい意見だけ書き込んでね」なんて要請するのはほとんど無理な相談ではないでしょーか。


blogライクなコメント、トラックバックを付けられる事がウリのシステムって、サイト運営者の発信に対して1)替同2)反論3)1、2のせめぎ合いから生まれる新し考え、が生まれる事を期待し設計されたシステムだと思うのです(当然「荒らし」、flamingは論外としますが)。そんなシステムを使いながら「空気を読んだ」ある一定範囲内におさまる反応をサイト運営者、投稿者ともども期待してしまう、ってーのは、そもそも無茶な話ではないかと。

大体からして、「空気を読む(読める)」なんて事、スウプは幻想だと思ってますが…。それに関しては、また気が向いたときに。