トヨタのアレ

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フォトレポート:トヨタが描く、新しい自動車のカタチ - CNET Japan

i-unit…(;´А`)。


昨年の東京モーターショーの「PM」は、コンセプトは嫌いだし*1、デザインも「あー、いかにもトヨタだなぁ」という、ディテールはソツ無いんだけど、意志を極力感じさせないように気を使ってるのではないか、と勘繰ってしまうデザインだった訳だけど。でも、何気にハブレスホイールだったり、工業デザインの基礎はちゃんと押さえてあった訳で。


で、i-unitは、なんかねぇ、学生が初めてのデザイン演習で作った作品見たいでつよ。


一人前の工業デザインて、大概、フォルムを特徴付ける、キー*2となる「面」なり「エッジ」が有るもんですよ。そういうものが一切無いこのデザインは何でつか。乗員の周りのライトが仕込んであるエッジがそのつもりかもしれないけど、申し訳程度のルーフとの関係、またそのエッジの中に人体という人間が一番目を引かれる要素がある訳で、その役目を果たして無いです。
そういう意志が弱い形だもんで、カラーリングも銀一色だったりするし、ホイールハウス、ライトのカウルなど、粘土でダンゴをこねた様な形状になってる訳ですよ。


トヨタF1チームに通底する何かを見てしまった気がしますよ。


i-foot…(;´Д`)。


漏れ様はねぇ、本田のP-2がロボットとして世界で始めて自立歩行したムービーを見たときは「うおおおおっ、すげーっ! Σ(゜Д゜)」と、椅子から転げ落ちるが如くでしたよ。
i-footが歩いているトコ見てもねぇ、何も無いんですよね。
いや、ホンとはですよ、この2足歩行+操縦者という系譜は、小は宇宙の戦士のアレ、アップルシードのランドメイト、メガゾーン23のガーランド、モスピーダ、モトスレイブ、大はソレこそガンダムモビルスーツ、レイバーに繋がる、ヲタにとっては、ある意味、本田のPシリーズ、ASIMOより萌え要素が高いメカな筈なんですよ。


それがなんすか、このピクミンの出来損ないに、ガンダムの足をぶっ刺した様なこのフォルムは。
こいつにもキーになる面、エッジが無いですね。


メカはメカなんです。エコだなんだと言って意志の無い形作っちゃダメです。

*1:ワンルームマンションの車版、と私は理解しています。

*2:「テーマ」でもいいけど