「時をかける少女」を

観に行きました。


面白かったです。
文句無しに良く出来てます。
イジョ。


このくらいに短く出来るほど、良く出来た映画です、ハイ。
つか、観終わった後、同行したZun氏と飯食いながら「総括」しようとしたんだけども、二人とも何も出てこない。黙々とスパゲティーを食す、そんな感じで。
そのくらい、良く出来てる、と。



でも、何か喋っておかないと勿体無いなぁ、と無理やり
「自分はアレが(悪いとかでなくて)気になった。」
と切り出しても、
「いやそれはコレだからじゃない。」
「…、そうだよなぁ…。」
と話が止ってしまうほどで。
日本沈没」での多弁さは何だったんだと思う程で。



自分は詳しくは無いんだけども、「細田演出」と言える様なシーン設定、カット展開、レイアウトなども伺えて、そこもとても興味深かったですねぇ。
DVDが出たらもう一度じっくり見たい作品です、ハイ。




蛇足:
日本沈没」と「リメイク版」という面で比べるに、本作は「リメイクかくあれ」と言うほど上手くできてる。ストーリーはオリジナルかつ魅力的、旧作へのリスペクトもここかしこに散りばめてある、と。
そういう意味では「日本沈没」は「ま、コレでいいんじゃないの」とは思うけど「リメイク」という面で言えば「あー、チト逃げちゃったねぇ」と言わざる得ないな、と。