ドイツで

今、Photokinaっていう写真関係のトレードショーがやっていて。連日、新製品やら開発発表があって、wktkしたりしなかったりするんですが。
そのPhotokinaでの、自分が使ってるK100Dのメーカーであるペンタックスの、偉い人のインタビューがデジカメWatchに出ていた。

−− 2月のPMA 2006では、後のK10Dとなる製品のモックアップは展示されていましたが、しかし全体としてはやや積極性に欠ける面が感じられました。あれからたった7カ月で、ずいぶんと勢いに変化が出たように感じます。何が変わったのでしょう?


「2月の時点では、質問されるまでもなくペンタックスの事業全体に不安感がありました。それは外部だけでなく、内部的にも不安感があったのです。しかし良い製品が投入でき、それが市場で受け入れられたことで、社員のモチベーションが上がってきました。PMAからたった7カ月ですが、しかし社内の士気は全く違います。若い開発者たちは、次はどんなものを作ろうかと、活き活きと目を輝かせている」。


「社内的にも開発者が、新しい製品へとチャレンジできる環境ができてきました。Kシリーズのコンセプト、目指すところといった軸をぶらさず、みんなが同じ価値観を共有しながら、非常にエネルギッシュに製品開発に取り組んでいます。近年ではもっとも充実した時期だと思います」。


(中略)


「これは我々経営側が喜んでいるだけではありません。トップダウンで開発の加速を押し付けているわけでもない。社員自らが盛り上がっているんです」。

ああ、コレは凄いなぁ、と。
確かに自分も2月とかのタイミングでは、デジタル一眼を買うにあたって、ペンタックスを選ぶとは全く思っていなかったもんなぁ。



開発者が「写真撮るには、コレが必要でしょ」と信じた価値観で開発してみた。

大して宣伝してないのに、(ペンタックスとしては)大当たり。評価もいい。

おーし、次もがんばるぞー。


買う方も


ま、ウリはボディ内ブレ軽減ぐらいなのかねぇ…

高感度で(1000万画素クラスに比べて)綺麗だ!ブレ軽減もカナリ効くみたい!ファインダーもイイ出来だ!レンズも変なの(褒め)あるし!リーズナブルな価格だし!

いや、そりゃ色々欠点もあるけどさ。写真撮ってて、かなり楽しい機体だよ?

次、レンズどんなの出るかな。上位機種出ないかな。
o(・∀・)oワクワク


みたいな、極めてシンプルで、かつ、良いスパイラルに入ってるん違うかな、と。
で、シンプルなんだけども、この、良いスパイラルに入るのって凄く難しいんだよなぁ、と。Zun氏とは度々話している事だけども、F1で言えば、シューマッハ時代のフェラーリチームとかそんな感じでは、と。