ナントカの

進化論だか、2.0がドウとかで有名な人のダイアリーで、ここんとこ続いている話題について。



おいちゃんには、正直、何でこんなに引っ張るのか良く分んないというか。



「直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。」
まぁ、確かにそうだよなぁ、けど人生そう上手くも行かんけどね、( ´ー`)y−~ウフフ。
ってなモンなんだけどな、おいちゃんからしたら。




けど、そこは、そんな世間だけども前向きに生きましょうや、ってなもんで、「掛け声」みたいなもんに思ったんだけども。
だもんで、そんな「ありがち」な話にネガティブやらポジティブやらの反応が「膨大」に付くって、よくワカンネ、と。また、それらの反応が、「マンセー」か「disり」にしか自分には見えないのがな、がっかりだな、と。
中には「粗を指摘してくれる、ってのも大事じゃないの?」みたいなTBもあるんだけど、そういう反応含めて、2.0で有名な人は「誤読だ」「何でも褒めろと言ってるのではない」とか微妙に外した反論をして、自分なんかは「ナンなんだろうねー」と、がっかり、と。
つか、反論めいたコメントって、そう多くは無いと思うんだけども、なんで、ここまで過剰反応するのかな、と。いわゆる、有名人なんだしね、と。





で、自分から見てこれらのヤリトリで一番しょうもないのは、賛同とか批評とかを、ポジティブ/ネガティブに2項対立に変換して、矮小化してるように思えることだな、と。
んで、ネガティブとカテゴライズされるものを、まとめて「くだらない」としている事かな。
ソレって要は、「オレ様に耳障りの良い言説しか認めん!」っつー事じゃないンかな、と。


でも、そんなん、やたら「人間力」やら「コミュニケーション力」だとかの「造語」を若いモンに連発して、結局は「俺様に都合の良い人間になれや」と圧力掛けてくるオッサン、オバハンと同じなん違うか、と。
で、そういうオッサン、オバハンって2.0の人が言うところの「日本の大人たち」であって、2.0な人が批評に対して寛容さが少ないのは、「日本の大人たち」と立場が違うってだけで、姿勢としては彼らと違いは無い印象だな、と。




自分なんかは、日本で働いていて、「有用な指摘」ってヤツがあまりにも少ないって事に、日々、ガッカリしているっていうタイプなんだけど。
くだらない粗探し、確かにあるよ。
けど、そういうのって、大概「一撃で撃破」できるんだな。なんせ「くだらない」だけに弱い理屈付けしか出来てない意見だしね。問題は、政治的に撃破すべきかどうか、という事だけで。そこは戦略として判断すればいいだけの話で。
で、くだらない粗探しと同様に、くだらない賛同、ってのもあると思うんだわ。
「いや全くあなたの仰る通りです、全く全てが素晴しい!」なんてのな。少なくとも、自分はそういう賛同って、まぁ、聞いてて不愉快ではないけど*1、「いや、俺としては『どの部分が』『どういう理由で』良いと思ったのか知りたいんだけどな」と思うなぁ、と。



まぁ、そんなこんなで、作用している物理量に対して、内容は大した事無いよね、というのが自分の印象だな。

*1:あ、いや、やっぱり不愉快かも。「お前、素晴しいなんっつってるけど、実は何も考えてないだろ!」って怒鳴りたくなるな。