ルマン オワタ。

最後の最後まで、1周差の攻防で近年稀に見る白熱した展開のルマンでしたな、と。



速いプジョー、バランスと鉄壁のピットワークのアウディのワークス対決は、アウディA10 2号車が夜明けから2位以下に「差を詰めさせない」走りで優勝。
2位は、残り6時間でじわじわ「攻撃」して、もう一息の所まで詰めていたプジョーが、最後のピットのタイヤ選択でギャンブルに負けたって感じでしょうか。
いや、面白かったなぁ、と。



童夢は、序盤、ガソリンエンジンのトップは勿論、どん尻のディーゼルカーも食う勢いだったのが、油圧関係のマイナートラブル、そして、インディアナポリスの右コーナーでノーズを当てたのが、「当たり所」が悪かったようで、パワステ関係含めての大手術になったようで、完走はしましたがビリから数えた方が早い順位に沈んだのが残念。
まぁ、途中から「テスト走行」モードに切り替えたようですが、日本の「勝ちに行く」チームが直面するであろう問題点、つまり「果たして次に繋がるのか」、と言う点がどうなるのか。
本気でルマンを制覇するなら、シリーズ戦に参加してマシンとチームを鍛えないといけないと思うんですね、自分は。
そこまで童夢が繋げる事が出来れば良いんだけどなぁ、と。