昼飯に、

近所の定食屋に行くと、普段は見ることの無いお昼のワイドショーなるものがテレビでやっていた。
見る気はなくても耳に入ってしまうので、ボーと聞いていたら。
隣国の「人工衛星打ち上げロケット」を指して「『事実上の』弾道ロケット」とかの修飾を連呼したり。



いやまぁ、そら軍事的目的が全く無いとは俺も思わないよ?
しかしねぇ、それを言うなら我が国は40年位前には、「事実上の弾道ロケット」しかも固体燃料で兵器の実用度としては液体燃料より上、な「人工衛星打ち上げロケット」を開発していた訳で。しかも初期においては切り離した第2段が、第3段に「追突する」ほど「精度が良すぎ」たりとか。
と言う事は、我が国は長きの間、「アジア諸国の脅威」だったのですなぁ。



「100kgしか打ち上げられないのに「人工衛星打ち上げロケット」なんて有り得ない!」、、、とか。
ほー、て事はかの国は、大気圏再突入可能な核弾頭、しかも終末誘導装置付き、を100kg以下で開発できる、という事ですか。
ならばむしろ、今回みたいに大々的に打ち上げるロケットよりか、クイック・ロンチ可能な“立派な”弾道ミサイルくらい持ってる筈で、騒ぐならそっちの方の配備状況だよなぁ。



「あんな古臭い、設備のショボイ発射管制室なんて出鱈目に決まっている!」

テメー、一度、我が国のISASの発射設備たる内之浦で、打ち上げミッションが、どのような管制室でオペレートされていたのか知っているのかと、小一時間ほど…(ry。





いやはや、テレビってほんと、ある種の広報装置でしかないよねぇ、と。