id:yms-zunさんとこから

http://d.hatena.ne.jp/yms-zun/20040403#1080932633
偽英語ねぇ。確かにそうですが。
Zunさんには言うまでも無い事でしょうが、大体からして、なぜに公共のアナウンスやサインに英語のアナウンスや英語表記を付け足すのか、スウプにはわかんないとこあります。更に言えば、○バやら何やら、何でそんな英語をしゃべれるようになりたがるか、日本人は。

スウプは日常米語(英語でなく)はしゃべる/聞くのが苦にならない人だったりするのですが、ここ5年ほど使わなかったりする訳です。で、何か困ることあるか。
いや全然。
何か得したことあるか。
いや、全く。
逆に普通に米語しゃべることで周りにいる日本人にキレられたり、「よからぬ事をしゃべってるに違いない」と勘繰られたり。(いや、ホンと只の日常会話なんですが)
私が最後に米国を訪れたときにはスペイン語を喋れる人がかなり多かったですが、それは、米国にスペイン語圏の移民がかなり多くなっていて日常的に使うチャンスも多かったから、のはずですし。

でね、日本以外の国で、その国の標準的な言語以外で、サインを表記したりアナウンスをする国ってそんなにあるんですかね。一国の元首が、へったくそな相手国の言語で、マスコミの面前で喋るなんざ日本国以外では有り得ないような気が。(いや、そんな事ないよと、情報お持ちの方、ぜひ一報を)

いやね、大体この英語表記やアナウンスも、日本に来たアメリカ人が「日本語がわかんなくて不便だ」なんて無神経な不満を述べたところ、「いやはやその通りでございますな」と、これまた外国とはアメリカの事であると誤認識している日本人が始めた事であるとであると思われ。

でさ、こういう行動って、特に西洋人からどう見えるか、って言うと「こいつらは、自分の支配下にある」というメッセージになるわけよ。で、日本人メンタリティから言うと、自分の影響下にある、って思われる人間は「味方」って事になるんだけど、西洋人からすると「隷属」って事で。

いや、日本でだけ育ってきた人間には判り難いと思いますよ。この感覚。「相手が自分をどう思ってる」なんて多分に体感的なことなので。でもね、自分の国籍だけで、相手に対する自分の立場が、問答無用で決まってしまうなんて、日本人は経験が無いはずですんで。学歴とかで区別されるのは日本人同士であるけど、やはり「日本人である」って事で「空気を共有している」という幻想をベースにしているんで、そこは甘いもんです。

ですんで、ココまで書いてきた事は「民族系のデンパを受信しているヒトが春になって気分が高揚した結果」と思われるかもしれないですが。でも、一度、人種のみを理由に「区別」される経験を持つと、誰でもそういう感想を抱くと思うんだよね。海外在住の日本人の日記ページを見ても感覚的に「良くわかる」ページがあったりするし。


えーと、何が言いたかったのかな。いや、だから、公の場では日本語で良いんですよ、日本人は。