お伽草子

I.Gの。昨晩見ますた。


やー、よく出来てます。第1回放送の役目としての、シリーズの説明と、「掴み」がよく練り込まれていて、コンテ、プロットの出来が良いな、と思ったです。
最近の深夜アニメの第1回って、「説明」「掴み」がうまく出来てない*1と思うのが多かったので、余計。


また、デジタルの使い方がとてもバランスが良い。たまに他の作品を見ていて「なんでこんなカットを3Dで作るの??」*2って事があるのですが、3Dの使われ方がどのカットでも「効果的」だとスウプ的に思われ。


背景が微妙に水墨画風で。だけど3Dカメラで動いていたり。キャラの造形は「リアル」路線なんだけど、塗り(色彩)、背景、動きが「非リアル」で、そのバランスが絶妙で。新しい「ルックス」があるように思いますです。


スウプは歴史物とか、かなり苦手ではあります。
でもイチオシです。ハイ。

*1:ようは、観ていて途中で「素に戻る」という事

*2:「2Dで同じこと出来るじゃん」では無く「演出的に3Dで作る意味無いんじゃないの?」って感じで。