補足

どうしたものか、迷ったのですが。
一応、大意としては間違っていないので、「重箱の隅つつき」が如くではあります。


「失敗してしまったときの心構え」では無く、「うまく行かない事が直感的に判ってしまったプロジェクトに対した時の心構え」でして。


というのも、現場の人間としては、全力を尽くして事に当った仕事が結果的に「失敗」に終ったとしても、あまり後腐れは無かったりします。自分の為した事に関しては悔いは無いからです。*1


全力を尽くして失敗な場合は、それこそ、一晩、酒でもカッくらって、次に向かう、と。


でも、林氏も言われていた様に、「やる前から、明らかにスジの悪いのが判ってしまう仕事」なんてのもある訳ですね。それこそ、現場というものを知らない「偉い人」が金やスケジュールや、最悪の場合、手法までも指定する、そんな事もある訳です。


そんなときは、やってる時もツラいし、終って出来上ったモノを見てもツラい、と。まるで、人生の時間もドブに捨ててる/捨てた、そんな気分に、自分はなるんですね。


でも、それは「誠実に仕事をする」しかないのですね。*2その中でベストを尽くす、と。で、嫌な気分は、終ったら「忘れる」と。
そんな風に自分は理解しました。

*1:ただし、これは自分の現場仕事が「人の生命」に直に害を及ぼさ無いからかも知れません。

*2:それでも嫌なら「オリる」と。でもオリる事が出来ない時もある訳で。