ほんとは、日記書くのもナニでアレな仕事の状況なんだけど、「洗濯ぐらいしてもバチは当たらんだろ」って事で、洗濯機の回ってる間にチョロッと。


で、GT4ばっかりもなんなので、そのCGについて。


まぁ、方々で言われてるように、どうこう突っ込みを入れる隙の無い出来で。


どのコースでも、どのクルマでも、美しく見えるわけで、ライティングの設定やった人はお疲れ様でした、と。


でも、一言、二言は言っちゃうわけで。(笑)


これは、制作サイドとして、と言うより、「そりゃ解決法は無いでしょ」ってな問題なんですけどね。
やはり、画面の、光が当たってる部分と、陰になってる部分のコントラストが難しいよね、と。
自分は、家のテレビは「映画モード」*1で、GT4の画質コントロールでもコントラストを低くしてゲームしてるんですが。それでも日なたから、日陰に入ると「ちょっとキツイなぁ、暗すぎるなぁ」と。


で、家庭用テレビモニタなんて、それこそ1台1台、コントラスト、色味バラバラなので、自分のテレビで見て、「ライティング設定、まずいんじゃないの?」なんて、とても言えない訳で。


で、制作段階でそこに拘ると、「家庭用テレビ全機種集めて、全モードでテスト」か「そんな事やってられないので、マスモニ*2で決めてしまう。」の2通りぐらいしかない訳で。
で、自分ちの環境では、GT4は(GT3も)夕方で暗いサーキット、サーキットの日陰の部分が暗い、というのを考えると、「マスモニで見て決めている」のかなぁ、と。

家庭用のように、「はっきり、くっきり」させて、「見栄えの良い」画像を出すモニタではないので、かなりコントラスト低め、画像の暗い部分の階調が出やすいのですね。
で、それで調整した画像を家庭用で見ると、コントラストが上がってしまって、大抵は「黒の締まりが良い」ようにチューニングされてるので、「マスモニで見えていた暗い部分が潰れ気味」になるのかな、と。*3


いや、間違ってる可能性のほうが大きいですが。印象でしか語ってませんので、、、。


あ、PS2とかゲーム機から出る信号って、NTSCのレンジに収まってるのかなぁ?
あと、DVとかで、MacのFinalCutなんかでも、どういうルールでYUVをRGBに変換するか、色々と変遷があったようで。デジタル同士でも難しい、と。
そうそう、PS2とかって、RGB→NTSC変換してるのか。それともRGB→YUV→NTSCなのか。どうなんでしょ。そういうハードウェア関係は疎いもので…。

*1:くっきりモードとかは、画像を扱う仕事してる人間として、選択としてあり得ない、と言うか。

*2:マスターモニター:放送局、制作会社なんかで使ってる業務用モニター。一応、基準どおりに調整されていて、家庭用のような各メーカーの「味付け」などはされていない。じぶんはソニーのマスモニしか現場で見た事ない。

*3:そういう事もあってか、自分が入った事のある、編集ルームのクライアント席の前にあるモニタは家庭用で、しかもコントラスト最高、明るさも最強に設定された、「目に厳しい」ものでした。「コレで変に見えなかったら大丈夫でしょ」ってコトだと思われ。