エンスージア
について、その2。
昨日のレビューはネガな部分だけ書いてしまいましたが。
あまりネット上でとやかく言われている、「ニュルに逆走があってどうの」とか「プレゼント車の選択がルーレットでどうの」とか「音が」とかは、漏れ様にとってはマイナーな事象なのですな。そんなのにイチイチ突っ込みいれてたら、GTなゲームシステムしか存在できないやん、と。そりゃ個性ってヤツでしょ、と。
じゃ、「ドライビング」を楽しませるゲームとしてどうなの、と。
で、エンスージアってゲームの中で「ドライビング」って結構「どうでも良い」位置づけだよね、と。
いや、「挙動が」って話じゃなくてね。
どういうラインをとるべき、どのタイミングでアクセル/ブレーキを操作すべき、って方面に意識が向いていないね、と。
そのコースでベストのライン、ベストのアクセル/ブレーキのタイミングってナカナカ解らん、と思うのね。で、GTでは、まだそこら辺に配慮が行き届いている、と。ラインとシフト、ブレーキングポイントについては少なくとも解る訳で。
エンスージアでは、現状、それらについてのヒントは、全く提示されていないようなので。
敵車のドライビングも覗けないみたいだし。
走ってても、このブレーキングポイントでいいのか?このスピードでいいのか?全く解らない訳で。「ほんとに、このドライビングで良いのか?」と。
そういう意味ではGTもベストではないのですね。
GTも、結局、「アホな敵車」しか相手がいない訳で、「ホンとに今のドライビングが最速なのか?」となるのですな。
そういう意味では、GTを使ったマツダ・アテンザのTTイベントは良かったですね。全くのイコールコンディションで「ああ、ここまでタイムを伸ばす事が出来るんだ」と、「最速から自分は何秒落ち」って事でタイムを伸ばす目標、励みになる、と。で、GTも、もうデビューして長いんだから、いい加減その位標準機能にしろよ、なんでソレが出来ないの、と。
話し戻すと、
ドライビングの指標が提示されない事で、漏れ様なんかはエンスージアでは一つのコースしか走らない、走れないってな感じで。
あとは、GTで勝手知ったる筑波しか走れないよね、と。
まぁ、そんな感じで、なんか「リアル乗りゲー」として重要な所が抜けてるのはどうなのかと思ったりしていて。