仕事が終わらなくて

深夜にCS流しながら、ジビジビ作業していたんですわ。
で、ふと目を上げると、邦画で「ヘアピンサーカス」（72年）ってのをやってたんです。

コレがね、凄いの。

ジャンルとしては所謂「カーアクション物」。ストーリーはまぁ、耐えられない人もいるかと。時代を考慮して、漏れ様はOKでしたが。モータースポーツの捉え方にも辛いとこありますが、これも時代として考えればOKだったです。

で、何が凄いかというと。
「カーチェイス」シーンが凄いと。

カメラがね、良いんですよ。当時の日本にこんな撮影できる人が居たなんて!
で、ゲリラ撮影なんだろうなぁ。
かなーりきわどいチェイスしてますよ?
一般道でカーチェイスしながら撮影してませんか?一般のタクシーとか走ってますよ?

でね、車がね、クライマックスはトヨタ2000GTvsマツダRX-3のカーチェイスなんですねぇ。黄色の2000GTはレコードブレイカーを思い起こさせるし、RX-3のボンネットは艶消し黒塗装で。当時としてはどうか判んないのですが、今の漏れ的には「良いセレクションだ!」と。

あんまり真面目に見る感じの映画ではない、とは思うのですが、クライマックス近辺のカメラワークは一見の価値ありかと。