昨日のツールドフランス見てたら

アルプスの登りのステージ、下りは100キロ出ることもある、と。
100キロ云々は自分も自転車競技ちょっと齧ってた事あるので、「ああ、ヨーロッパのプロならさもありなん」てな調子で聞いていたのですが。



コメンタリーでタイヤの話になって。



やはり、下りでのタイヤは、選手にとって正に「命綱」である訳で、
その為、山場のステージでは、前日に各タイヤメーカーがスポンサードしているチームのメカニックの現場を「チーム廻り」して、タイヤのチェックをするとか。
ちょっと古かったりすると、「コレ、換えてください」とメーカーから指示が出るとか。




へー、そうなんだ、メカニック一任じゃないのね…と、
つか、プロロードの世界ってメカニシャンの権限がもっと大きいと思っていたよ…、と聞いていると。


「ビットリア、ユッチンソン、コンティネンタルはチェックして交換の指示を出すぐらいなんですが、
ミシュランはね、タイヤ張り替える人までやって来ますよ。」


( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェーヘェーヘェー。
そうなんだ、まるでF1というか、F1でもミシュランて供給チームにサスペンションのセッティングのアドバイスを入れたりする、って聞いていたので、「ミシュランて自分とこのタイヤを「使い切ってもらう」執念がすごいなぁ」と思って。




なんか、こう、企業の理念と言うか、姿勢が見えて良いなぁ、と。



ミシュランて、自分が自転車乗ってた頃は、チューブラーしかないサイクルレースの世界に、初めてWOを持ち込んできた「革新者」でもあったんですね。当時はリム自体が少ないし、日常的には、自分も1500円チューブラーしか買えなかったので、高価なチューブラーは勿論*1、高価なミシュランも試していないんですね。だもんで、未だにWOのロードタイヤってなんか変な感じ、ってなもんで。
時代変わって、今じゃWOも普通ですけど。

*1:ただし、チューブラーの高価な奴は試合用とかで2セットほど使ったことあります