KEK

つまり高エネルギー加速器研究機構のオープンハウスに、adramineさん、funaki_naotoさん、manpukuyaさん、yms-zunさんで行ってきました。


メカメカな加速器に萌え。
当方、CG屋のくせに理学部出身で、中途半端な知識だけあるので、分らん所を尋ねたりすると、多分、どちらかと言うと嬉々として解説して頂いて。や、ホントにありがたかったです。


研究者「で、このセンサは6ケルビンまで冷やして使うんですね。10ケルビンまで上るとノイズが出て使え無くなります」」
我々「笑」
自分「その6ケルビンて、どの位の時間保つこと出来るんですか?」
研究者「えと、別に時間制限は無いですよ。ずっと冷やしておくこと出来ます」
自分「 Σ(゜Д゜)スゴー!」


で、研究者の方の解説も面白かったりするのですが、技官の方とういか、「ロケット祭り」的に言うと現場の方の話がまた面白い。


「えーと、そこらあたりは残留放射能強いんで、気を付けて」
我々「笑」
とか。
もちろん、それだけでは無く加速リングを1/100ミリ単位(だったかな?)で水平を出す、とかの現場話にも感心させられたり。


あと、ヘビメタなファションで解説して頂いた研究者の方、すげー面白かったし、タメになりました。ありがとうございました。自分は、そういう「ロックな」(つかメタルって言った方がいいのか?)姿勢というか、ノリ、好きですよ。研究、がんばって下さい。


で、当り前の事だけど、実験機器というか施設は、意匠には無縁の世界。
全ての機器のカタチ、デザインに、意味というか、理由とファンクションがあって、一切の無駄のない世界なんですね。
逆に、自分みたいに、ゼロから「それらしい」意匠を考えなきゃならん事が多い仕事をしてると、こういう「リアルそのもの」な形ってとても参考になります。


てな感じで、話をききまくり、広大な敷地を歩きまくりで、正直、消耗したです。


家に帰ってきて、色々と、記憶がアヤフヤになってる、物理の基礎的な事について、調べてみると、「あっ、そうだったのかー」とカン違いしていた事がチラホラと。
ロケットも、今回のKEKも、基本は物理だし、ロケット祭りとか、こういうオープンハウスに行くと「もう少しきちっと勉強しとけばよかった」と思う事もあるので、趣味で、物理を勉強し直そうかなぁ、と思っていたり。