スマートフォンが

出るらしい。アレですな、PDA+携帯みたいなもんですな。


日本国内初のWindowsスマートフォンはWILLCOM端末! (なおっきのぶろぐ)


ようやくか、というか何と言うか。


以下、携帯関係の業界なんざ殆ど知らない、「機種変更?何そのルール。」位の知識しか持ち合わせてない漏れ様の思った事なんで、スットコかもしれないですが。


漏れ様、Air-EDGEを持ったのは、世間に携帯が浸透してからかなり経ってからなんですが、そのとき、
「ザウルス+CFカード端末が良いやん。」
とか思ってたんですな。
漏れ様、携帯電話でしゃべりをするなんて殆ど無いんだし。1週間に数えるほどだ、と。
それにPDAならインターネットをブラウジングできるし、液晶はデカイし、液晶がデカイから地図サービスが使い易いだろうし、インターネットメール受けれるし、あの携帯の暗号を打ち込むが如くのキー操作を覚えなくて良い。ペン入力できるやん!


これは良い!ヽ(´ー`)ノと。


が、当時調べてみると「ザウルス+CFカード端末」って、電話を「掛ける」ことは出来るんだけど、電話を「待ち受ける」ことが出来ない、と。


('A`)、、、。


漏れ様、音声通話は、待ち合わせとか、仕事の「受け」の連絡用とかにしか使わんのですが、それ故、待ち受けが無いのは致命的なんですな。
上記の用途を満たすのは「待ち受け」と言う「機能」があればこそでして、ソレが出来ないなら「携帯電話」を持つ意味も殆ど無い、と。
つか、一般的な話としても、いわゆる携帯電話の機能としては、電話を「掛ける」より電話を「待ち受ける」方が重要だと思うんだ。「いつでも連絡が取れる」ってのが携帯の存在意義だと思うんだよね。*1



そんな訳で当初は「1円音声端末+CFカード端末」の2台持ちだったんですが。
(やがて京ぽんが出て、今は京ぽん1端末にまとめました。)



で、その後、携帯キャリアの商売と端末の値段の付け方なんかを見るにつけ、「あ、多分、キャリアと端末メーカーのビジネスモデルって「課金で商売する」という方向なんだろうなぁ、定額制+PDAで、電話を掛けたり受けたり、データを受け取ったり、ネットを見たりなんて、日本じゃ政治的に無いんだろうな。」
と、まぁ、思ってたんですね。


つまり、携帯は課金が増える方向では、どんどん高機能になる。
けど、定額でインターネットに繋がるようになると、地図や天気予報や、今現在、携帯では課金で稼げてるコンテンツで、お金を取れなくなる訳で、ソレは美味しくない、と。
だもんで、PCやインターネットとシームレスに繋がる方向には行かない、と。



そんな事を、フト思っていたので、海外じゃ携帯(と言うかモバイル通信)とPCがどんどん融合していくけど、日本はそうは行かないだろうな。
ひょっとしたら、「日本の携帯世界一ぃ」って言ってる間にITのモバイル化で世界に遅れを取るんじゃないかとか、漠然と思ってたんです。
や、高機能な携帯で良いじゃん、と言うのも分りますけど。
FOMAから何か出る/出ているのは、聞いてますけど。*2
でもPCとの連携やデータのやり取りや同期という面で、「インターネットや、LANに繋ぐのがキャリアにとってメリットにならない」携帯は、宿命的に、不便なものになるんじゃないか、と。



だもんで、今回Willcomからスマートフォンの名乗りが挙がるのは、さもありなん、と。
ずっとPCのデータ通信定額をウリに商売している所だからこそ、Operaを載せた京ぽんだったし、今回のスマートフォン、なんだろうなぁ、と。


と言う訳で、Willcomスマートフォン、とても楽しみです、ハイ。

*1:電話を掛ける、なら公衆電話があれば良い訳で。

*2:なんかAir-EDGEに比べてべらぼうに高そうだし。