先日の

ロケット祭りの待ち時間に、某氏にDSLightとbioum貸してもらった。


で、やってみた。

へー、こりゃ面白い。


つか、非常に単純なルールなんだけども、遊べる。
GT4しかゲームをしない*1人間が、パッとやってスグ時間潰しに使えるのは、ゲームとして優れているとしか言いようがないやん、と。


漏れ様がゲームを「殆どしない人」である一つの理由は、初代ファミコンが出たときに自宅で買ってもらえなかったこともあって、コントローラーの習熟に完全に乗り遅れたことで。
あとRPG的な物は、ゲームを進めてる途中で、どうしても「ゲームデザイナーの仕掛けたフラグを立ててゆく」っていう醒めた目線になってしまう、とか。*2


で、漏れ様みたいな、パッド捌きが下手で、ゲームをしない人を一発で遊ばせてしまDSLightとbioumって凄いなぁ、と。
つか、PSP的に十字キーインターフェースだけでなく、タッチパッド・インターフェースをDSに採用したのは凄いなぁ。
正直なとこ、漏れ様、DSが出た当時は、PSPに比べてボディのデザインは野暮ったいし、綺麗ででっかい液晶×1より、少しへぼい小さい液晶×2のメリットがあんまり良くわかんなかったし、ペン・オペレーティングってねぇ…良くわかんないけど(それまでの)ゲーム(の延長線としての)インターフェースとしてどうなのよ、と思っていたんですね。


全ては「質的転換」を狙っていたんですねぇ。この頃でこそ岩田社長の「違うモノを狙ってますから」というコメントが目に付くようになったけど、そのころ漏れ様みたいな「ゲームに対してウスイひと」には判んなかったですねぇ。
そしてWiiがそのラインに則った、インターフェースに重点をおいたマシンなのも、なかなかに凄いな、と。
や、スペックとしてどうの、と言うよりも、そういう質的な「投資家なんかを説得しにくい」コンセプト、テーマを貫けるのが凄いな、と。


で、そういうプラットフォームだからbioumみたいなソフトも出てくる、と。
シェア競争とか、そういうのから違う世界だよね、と。

*1:や、GTをゲームと言って良いかどうかはさておいて。

*2:だから漏れ様、アトラクションの類に行っても、アトラクションそのものより、バックヤードがどうなってるのかの方に興味が行ってしまうんですな。