イギリスGP決勝

アロンソ横綱相撲でしたねぇ。
つか、終盤、2位とのタイム差が大きいから、わざと後ろから詰めさせていたでしょ、あれ。で、自分は回転数抑えてエンジン温存する、と。



マクラーレン、そして、とりわけフェラーリはまたもやショックだったんじゃないでしょうか。3セクのタイムで燃料積んでないと思ったんでしょうねぇ。でも、自分達より4周も多く走ってしまったんですからね。



フィジケラは、辛いというか偉いと言うか。「明日の敵」であるライコネンを「苛める」為にあんだけプッシュした/させられたんだろうなぁ、と。



「じゃぱんぱわー」はねぇ、不甲斐無いですね。
トヨタは「レースの神様」に好かれていないからいいとして。(ヲ
ホンダはね、つかBAR*1にはね、「レースに勝ちたい」っていうモチベーションが無いん違うかと。「ホンダに金出して貰える様になったし、いっかぁ」と。琢磨が活躍した年は「3位で悔しいチームになった」といわれたけども、今はそれ以前の「完走すりゃOK」な雰囲気になっているんじゃなかろうか。


SAF1はね、ここ2戦ほどは前走とのラップ差を1秒とか、レース中盤はタメのラップを出したりして、レベルが低いなりにも進歩していたけども、やはり全開率70㌫のサーキット、マシンの実力差がモロに出たのか、ラップ差2秒まで開いてしまいましたね。
ここからまただんだん前走とのタイム差が開いていきそうですねぇ。


つかね、ホンダね、BARなんかに金と人を突っ込むんじゃなくて、SAF1と心中するつもりでやるほうが良いん違うかな、と。
BARはチョッとでもチームの歯車が狂うと、勝利に対するモチベーションが保てなくなる気がするんですね。チームとしてのレースの運び方が、ここ3年同じ調子で進歩が無いように見えるし。予選はそこそこ、決勝はスタートからズルズル遅れて、第2、3スティントの立ち上がりでタイムが伸びない、と。
で、今回は予選から良いとこ無しで、その上エンジンまで壊れる、と。
そのエンジントラブルもフィッティング関係が燃えたんじゃないかと。そうなると整備の精度が落ちてるって訳で、チームの戦闘力として大いに疑問があるな、と。


その点、SAF1はチームの出自からして、どう間違ったって、チャンスがあるなら絶対勝ちに行く、そういうノリだと思うんだよね。
まぁ、そういう意味ではシャーシのコンストラクトは(設計能力はさておき)童夢あたりが担当するのが最適なんだけど。



ま、そんな事を思ったりしました。

*1:あえてBARって言ってるんですよ。