お金があるって

どうなんだろ、自分みたいにライフスタイルがお金持ちとは全然違う人間には良く分かんないんだけども。
十分以上のお金があっても - まんぷく::日記

だからお金持ちでも、今ある資産の額を維持するだけでは足りない。最低でもインフレ率と同じペースで、資産額を増やしていかなければならないという話。皆さん、それぞれなりに大変なのです。

で、チト考えてみた。
というのも、「お金を増やす」ってタネ銭というか、イニシャルの投資額が大きければ大きい程、楽に、確実に出来るんじゃないかと、自分は前から思っていたんですね。



さて、資産を運用する際、5%の利回りがあればまずまずと聞いた事があるんですね。また、5%ってここ20年の日本のインフレ率からはずっと高い値という。という訳で利回り5%ってのを基準に考えてみよう、と。


では、手元に1000万の運用資金があったとして、5%の利率で利殖出来たとして15年程で倍になる。つまり+1000万だ。
で、15年で+1000万ってどの位意味があるんだ、と。15年掛かってマンション1室も買えないなぁ、と。それも資産を一銭も使わないで、という事ですからね。
また、1000万のタネ銭って、一般的な金融商品か自らトレードするかぐらいしか投資の手法が無いんじゃないかと。一般の金融商品にしても自らトレードするにしても、自分自身で色々管理しないといけない、つまりリスクを負わないといけない、と。
さらに5%の平均利回りが達成できたとして、それを個人で15年継続しないといけないのは、なかなか、しんどいですね、と。


今度は、例えば100億の運用資金がある人ってどうなんだ、と。
まず、投資先からして違うんでないかと。投資信託も一般人には投資できない類のものやら海外預金やら不動産運用など1000万クラスとは違ってくると。
リスクも分散しやすい。1000万なら投資先は1つ、あるいは2、3ぐらいか。しかし100億なら10億でも10箇所の投資先に分散できるし、投資先を20に増やしてもいいかも。また、これなら、日々モニタに張り付いて直接トレードする必要も無く、投資先の運用実績を管理するだけだし、平均して5%を15年続ける事もできるんじゃないかな、と。


で、なんと言ってもタネ銭の大きな投資の一番の利点は、同じ5%の利回りで、同じ15年で、同じ倍となってもその金額は100億なところで。15年で100億。悪くない。1年の運用益だけでも豪邸が建つな、と。


だから、自分は資産140億のデイトレーダーで無職の方がしんどい思いしながら直接投資をしているっていうのは、依存症か何か投資効率とは別の理由があるのかマスコミに対するブラフ違うかと勘繰ったりしているんですね。


そんな訳で、この世の中、初期投資額に多額の資産を注ぎ込めるひとは、財産を維持するにしても財産を増やすにしても、大変って程の事は無いんではないかなぁ、と。そんな風に考えたりしています、ハイ。