恵比寿で

キヤノン主催の「写真新世紀展」やってたから見に行った。
数年前に1回行ったっきりで数年振りだったんだけども、今年カメラを買い換えてコンスタントに撮ってる事もあって、興味が持続しているので。



まぁ、各作品の感想とかはさて置いて。
一通り出展作を鑑賞して、自分から見て、作品が3種類に分類されるなぁ、と。

  • 凄い作品だなぁ、と。自分には勿論撮れないし、更には撮りたいとも思わないなぁ、と。
  • 良い作品だなぁ、と。自分もこういうの撮りたいなぁ、と。
  • あー、まー、もう狙ってますねぇ。こういうのは自分は撮らないだろうなぁ。

って感じなんですね。
いや、まぁ、どの作品も、写真で身を立てようって方々の作品なんで、そんな簡単に自分が撮りたいとか撮らないとか言えるようなものではない、多大なエネルギーが注がれているのは判っているのですが。


で、他人の作品をそういう目で見られるようになると、自分が撮りたい、好きな写真てのもよく分かるなぁ、と。
まず、作り込まない、と。「狙う」事の逆方向ですね。
狙って作りこむって、それ仕事でしょ、と。仕事は3DCGで十分、と。
で、「お!」とか「あ。」とかいう瞬間を撮りたいな、と。
別にハプニング的な事だけを指しているのでは無くて、その瞬間の光とか、空気とかを切り取れればいいな、と。
だけど、他人の内面に踏み込むとか自分の内面を曝け出すどころか、身を切るような思いをしてまで撮りたくは無いな、と。



まぁ、そういう事を考えたりして、とても面白かったですね。