だいぶ前ですが

NHK「プロフェッショナル・仕事の流儀」の宮崎駿監督の回見たんですが。




宮崎監督が、新作の本編制作の作業に近付くにつれ、機嫌悪くなるんですねぇ。
つか、自分から見て、取材者の人、ちょっと頭悪いというか、鈍感というか。宮崎監督の機嫌を悪くする方向でコメント求めたり、カメラ向けてみたり。
あるいは、「これ、煽り入れる方向で、わざとやってんのか?」と。
そりゃ、そういう場所で、そういう被写体との距離で、そんな風にカメラ振ったら俺でももうちょっと何とかセエよ、と言いそうな。
監督と言うか「大演出家」に向かって、「今どんな気持ちなんですが」なんて聞いたら、そらムカつかれるよな、と。俺でも見ながら、「そら、あんたのカメラと、編集で何とかするんと違うんか?」って突っ込みいれてたしな。
取材者だって映像制作携わってるプロでしょ、と。




いや、ま、ソレは取敢えず置いといて。
あの、制作が近くなって、色々、コンセプトスケッチとか作って「いや、違う」とか言ってボツにして、ドンドン機嫌が悪くなるの、100分の1とか、1000分の1だけど、分るなぁ、と。


色々、頭を捻って想像して、スケッチしたり3DCGならラフモデル作ってみて、「イケそうだな」と思って詰めてみると、「あー、ぜんぜんイケてないやん」と。
で、自己嫌悪と、掛けた時間が無駄になった焦りと、「どーすればええねん」の呟きと、と。
いや、スパッと上手く行くときもあるんだよね。出だしの30分で勝負が決まった、とか、そんなの。
まぁ、自分みたいなのが宮崎監督なんか引き合いに出すなよ、ってなトコではありますけどね。




で、何でこんな事書くかというとですね。
いや、自分の仕事の方が、先週からナカナカ、あれやこれや、上手くいって無いからなんですけどね。
(;´Д`)
どーも、なんか、上手くいかんと。
カッコ良くなる「きっかけ」「手がかり」が欠片程も有ると、後は速いんですけどねぇ。


あー、旨いもん食いに行きてぇ…。