またまたForza 2の

先行体験会@東新宿に行ってきた。
いやまぁ、先週はハンコンの取り付けがあまりにもアレだったしな、という訳で、リベンジに、と。




で、行ってみたら、今回の体験会では、並んでる人の数が(自分の見た範囲では)常時3、4人位って事もあったりして、車種も選べたりで。
で、今回は、FCで、サポートは全てON、MTという構成でドライブできました。マルチスクリーンとかコクピットとかは前回と一緒。
あ、コクピットのハンコンの台座は、前回のメッセサンオー前の台よりかは全然しっかりしてましたね。前回はシートに座る前に「ハンドルで体を支えて座らないでくださいね、シートの脇を持って座ってくださいね」なんて係りの人に注意もされた事だし、台自体が調子悪かったのかも。だけど、それでも僕自身はハンドル台座は2本脚の方が良いなぁ、とは思いますけど。






で、その、今日2周だけだけど走ってきたForza2の印象は、一言で言うと、「長く遊ぶ程に、面白さが増すドライビング・ゲーム」な感じがするな、と。
MS的には車種数だとかグラフィックだとかをウリとしていて、まぁ、それはマーケティング的、パプリシティ的には正しいんだけど、自分の様なマイナー志向な人間から見るとチト違っていて。
そしてこれは、以前にも書いたけど、自分がGT4に対して抱いている「最初は面白いんだけど、ある時点から急に熱が冷めるグランツーリスモ」と対照的な感じだな、と。



そう思った理由が、「タイヤがリアル寄りの味付けになってる事」と「AIの味付けに『おもてなし』がある」なと感じた事で。



「タイヤがリアル」って、実は、チョロっと遊ぶ時には、あまり面白くないかも知れない。
単純に言うと滑りやすいし、コーナーリング中も安定感が無いし、結果、車体がヒヨヒヨする感じだったりするし。ただそれは、タイヤのグリップ円の原理には忠実な感じなんだな。
その点、GT4はコーナーリング中もどのレベルのタイヤであれ、「安定感」を感じる味付けになってるな、と。ただ、それはタイヤの滑り始めの変化が急激だったり、馴れてくると、タイヤが凄く粘る、とか、スパーンとスピンするとか、低速でタイヤを滑らせる走りが難しいとかの、難点も抱えてしまう気が。
まぁ、GT4のその安定感って、ドライバーの体に横Gが掛かって、体を踏ん張る感覚を模しているのかなぁ、と思ったり。Forza2のヒヨヒヨした感じは、体感Gが無くてハンコンと映像だけ、という「ゲームの環境」では不安定感が強調されるような気が。ただ、長く遊んで「馴れ」が入ってくると、「リアルっぽい」Forza2のタイヤの模し方の方が味わい深い気がするな、と。
その点実は、自分はGTシリーズの中で言っても、GT4のタイヤの模し方よりもGT3の方が好きだなぁ、と前から思っていたりして。FFなんかでブレーキコーナー突込みすぎで起こるプッシングアンダーアンダーステアなんかの出方はGT3の方が「らしい」感じがしてたんだよな、と。
閑話休題
そんな感じで、パッと見、というか、パッと遊んだだけでは、「なんか難しいなぁ、Forza2って」と思ったりするかもしれませんが、自分は、この味付けは、長く遊ぶには、結構いいんじゃないかと期待しております、ハイ。



もう一つの「AIの味付け」。
これは、リアルな「車体の壊れ」とセットで、良いな、と。
それはAIも、自分も、車を壊さないように走る、ってのが当たり前というか、自然とそうなる感じなんだな。AIもインに鼻先を捻じ込まれたら無理しないし、ドカッとブツけて来たりはしないし。自車も、当てて車体が壊れるとメリット無いから、「リアルな」そんな風な走りをするよね、と。
これも、チョッと遊んだだけでは、ガツガツぶつけてもアクセルをガーンと踏んで「爽快に遊ぶ」って感じにはならないなぁ、と。


ただ、ぶつける事に、自車もAI車もメリットが無いから、両者リスキーな場合には「アクセル抜く」訳ですね。だから、自分がアクセル抜いても、AIだってアクセル抜く訳で、AI者とフェアなレースをする気になるし、フェアな走りしても失望することが無い、と。
GTだと、特に同一車種レースとか、敵車と同じ位の速さのクルマだと、アクセル抜くと負け、見たいな。敵車は「理想的な」アクセルとブレーキングで走っていて、各車に「個性」見たいなのは「無い」みたいだから、そういう集団の中でいったん遅れると、挽回するのは殆ど無理、と。そんな感じで。
まぁ、地味だけど、自分みたいな「GT4が急に面白く無くなった人」なんかには、「ああ、これで遊んでみたい!」と思えるフィーチャーだな、と。



そんな感じで、ああ、これ欲しいなぁ、と思いましたよ、エエ。
ただ、問題は、本体3.6万+ハンコン1.3万+ソフト0.7万をどうやって捻出するかだな…。