さっきテレビで

過去にスイスで看護婦として働いていた日本人が、その8年間の在職中、スイスの公的年金の掛け金納めていた、と。で、日本に帰国し、60歳(だったっけ?)になったので年金の申請をスイスにしたら、年間60万円受け取れる通知が来た、とかやってたんだけど。



オー、凄いねぇ。つか、「当たり前に」きちんとしてるねぇ、と。
8年掛けていて受け取れるってのも、合理的だなぁ。外国人で受け取れるのも、掛け金払っているから「普通に」筋が通ってるよねぇ。そこら辺、日本の国民年金どうなんだろうね。国籍要項なんてあるのかな。(1982年に撤廃されたらしい。)
つか、日本はナニ、最低25年払わないと資格が発生しないよね?事故死とか、寿命とかで掛け損になる率がかなり高いような。つか、ソレを狙ってんじゃねーの?と。



25年なんていうのは、60年代の終身雇用とか、キチンと働いていれば正社員として雇用とか、って言う社会情勢なら成り立つけど、90年代以降は社会の実勢に対応してないよね、と。リストラなんて当たり前だし、というか、本来人間が一生のうちで、病気したり会社が倒産したりとかで職を失うって可能性は、経済環境と関係なく「当たり前に」あり得る話で、この25年の払い込み期間は、そういう可能性をそれほど考慮していないって事じゃないかな、と。



つかね、そこら辺の社会の流れに対応して社会保障の制度をアップデートしていない、って事だよね。日本のベスト&ブライテストな筈の高級官僚様方は仕事してんだろうか。
実勢にそぐわない制度を無理な計算してみたりで、数字の辻褄合わせに頭脳使ってるなんて勿体無いと思うんだけどね。
何でもいいから子供をつくれだとか、黙って派遣でも何でも仕事して社会保険料払えだとか、そういう精神論をブッてる場合じゃ無いヨなぁ、と。