平城遷都1300年祭の

マスコットキャラがえらく不評とネットで読んだので、件のキャラのデザインを見てみた。
結果…。



「うん、これはひどいね」と。



ネットでは「かわいくない」とか「いまの流行りはシンプル」とかイマイチ分る様な分らん様な評が多いみたいだけど、自分は、「大仏+鹿の角」という「奈良と言えば大仏と鹿だろ。1+1=2だろ、大仏に角生やして、これでキャラの魅力は2倍だぁ」みたいな安直というか素人レベルの構成が選ばれる、ってのが最低だと思うな。

  • どうしても大仏に角を生やしたいってなら、この両者を融合させるデザイン処理は、こんな安直な素人レベルのモノであってはならない。
  • 大仏+鹿を使いたい、ってのであれば、メインキャラ+サブキャラという処理も出来るし、その二つの絡み方とかポージングで色々とパブリシティ上での使い方にも幅を持たせることが出来ると思う。
  • つか、マスコットのモチーフは大仏さんだけでも十分じゃね?とも思う。

まぁ、何れにせよ、決定案は「マスコットとしてのツメ」が悲しいほどレベルの低い出来だよね、と。



更に悲しいのが、だ。

デザインの専門家12人の計21案から選んだ。シカの角を生やした童子のイメージで、東京芸術大大学院教授の彫刻家、籔内佐斗司(さとし)さんの作品。著作権は500万円で買い取った。

http://mainichi.jp/select/today/news/20080302k0000m040103000c.html

「あの」いわゆる「芸大」のきょーじゅが、この程度のモノ作りで500万も貰える事。選考に「専門家」とやらが12人も関わっておいて、コレですか、という所だな。
世の中狂っとる。