去年の始めに

更新した仕事PCには、GeForceグラフィックカードが刺さっているのですが。
コレのOpenGL強化版というか、ゲームよりか3DCGソフト向けに書かれたドライバを走らせる事が出来るのがQuadroって言うんですけど、こちらは値が張る、と。
でも結構前から、色々ゴニョゴニョするとGeforceQuadroに化ける、って聞いていたんですね。ただ、当然メーカーも対策するし、でもハッカー達も解析&技術で応酬するし、ってな訳でカードの世代だったりパッチのバージョンによって上手く行ったり行かなかったりとか、そういう感じらしくて手は出していなかったんですね。


んで、今年の夏頃から、自分のPCに刺さってる7600GTもQuadroに化けるようになったよ!みたいな情報も知ってはいたんですが、仕事用だし、GeForceでも表示が崩れる訳じゃないし、ベンチマークとか興味ないし、まぁいいか、と放置していたんですが。



今日、昼飯の帰りに、ポカポカ陽気のなか散歩をしていると。
「仕事だからって、いろいろ遊びはナシってのは馬鹿馬鹿しいなぁ(゚∀゚)アヒャ」
って気分になって、放置してあったQuadro化をしてみる事に。



作業はいたって簡単。
ツールを起動して、設定変えて(騙くらかして)再起動。Quadroドライバ入れて、再起動。これだけ。
で、上に書いたようにベンチマークは興味ないんで、午前の作業を引き続きやってみると。


おお、ビューポートをタンブルとかパンする時の、マウスに対する反応が良い!体感で分るな!
今までは、ほんの僅か(多分10分の1秒とかそれ以下)にレスポンスが遅くて引っかかり感があったのが、とてもスムースだな、と。こういう「使い心地」レベルで改善があるなら、純正でなくともやる価値はあるなぁ、と。さすが専用ドライバは伊達ではなかったのね。



とはいえ、モデルによっては純正QuadroGeforceの数倍の値段したりしますんで、まぁその都度お財布に相談したり、運良くツールが対応していたらGeForceで、でなければ我慢する、ってなトコではありますが。




追記:
あ、そうそう。上で書いた体感速度の向上ですが、使ってるソフトによって異なるかも、ですね。


というのも、ネットに転がってるベンチ結果を見たら、自分の使ってる3dsMaxは50%位の向上があるんですが、MAYAは全然変わらない様なんで。
あまり根拠も無いけれど、ソフトの設計が古いのは伸び代が大きいけれど、OpenGLの実装がより進んでる、設計が新しいソフトはあまり伸びないって感じなんじゃなかろうか、とか思ったり。