年末年始の

話題の一つは「派遣村」だったねぇ、と。首切りは現在進行形で進んでいる事なんで、決して「完了した」事ではないんだけどね、まぁ、一つのエポックだったよね、と。



けど、なんかネット上では色々「派遣村」とかその主催者がDisられてるんだって?
「あるふぁブロガー」とかもなんか、日比谷公園でやる必要は無いやら、故郷までの交通費支給して実家に帰してしまえとか、背後には組合やら野党やらがいて政治活動だ、とか。



こういうの聞くと <丶´Д`>ゲッソリするよね、ほんとに。世間知らずというか、想像力働いてないというか、なんと言うか。



大体さ、日比谷公園でやるってのは社会的な衆目を集めようという狙いがあるのは明白でしょ、と。
なに、それは邪だって?まさか。
この派遣村が荒川かどっかの人気の無い河川敷で行なって、マスコミだとか世間の衆目を集める事もなく、ひっそりと終わったとする。
んで、そんな事は意味あるのか、と。
や、取敢えず凍死するやも知れない人をテンポラリに助ける事は出来るけどさ、それじゃ「派遣村」今年も来年もひっそりと執り行われて定常化するのが精々だろうさ。
で、それじゃ何も変わらんのよな、非正規の労働環境ってのは。現状の非正規の労働環境は変える必要ないって思ってんのかな、この活動をDisってる人らは。



てな訳で、日比谷公園でドカンとやって世間に議論を巻き起こして、現状一方的に不利な非正規の労働条件を変えたい、って狙いはあるだろう。で、それは邪なのかな、と。
どっかのアホな政務官が「真面目に働こうとしてるのか」なんて言ったらしいが、真面目に働こうとしてようがしてまいが関係なくバンバン首切りされてる訳で、事態は最早、社会としてどう対応するか、そういう段階な訳で。



背後に組合やら何やらでドウとこコウとかってーのも、まあ、保守やら新自由主義な人やらは社会的弱者をDisりこそすれ、彼らの窮状を解決しようと実際に動いたり、政策を自ら立案したなんざ聞いた事無いしな。そうなると、動くのは組合やリベラルや社会民主主義入ってる政党くらいしか無いわな。



要は、「派遣村」とかその周辺をDisってる輩は、単に彼らが世間に対してプロテストを行ってるのが、「空気乱してる」ってな印象でムカついてるだけなん違うかと。非正規労働の周辺のメカニズムやら、少しでも知ってるなら、Disりなんざ出て来ないと思うんだけどねぇ。