仕事用PCは、

やはりCMOSクリアではどうにもならない様で、ケースを開いてCMOSクリアやら電源の繋ぎなおしやらしてやると、いったんは何の問題もなく起動する様になるのですが、ケースを閉じて机の所定位置に置くと、前に書いた様な問題が出て、多くの場合画面に出力が出てこない、と。('A`)ダリー



一度完全にばらしてみないと判んないなー、と、特殊な設計の半完成ベアボーン故に今までやった事無かったのだけども、ねじ回しで外せるものは全部外してみた。
んで、CPU周りを見てみると、
うへー、マザーボードが波打って変形しとる、と。Σ(´д`;)



いや、今日びのCPUクーラーは結構重いうえに、プラスチックピンでマザーボード本体に留めてしまう構造なので、ボードの波打ちは結構あるらしいんですが、自分のPCの場合、かなりコンパクトなベアボーンで構造が特殊なので、熱溜まりとかあったのかも知んない。クーラー自体もキットに付属で専用の、銅のヒートパイプを備えてファン自体は筐体内の換気ファンも兼ねる、という特殊な物なので、もちろん重みで歪んだ側面もあると思う。


従って、今回の不調の原因は、マザーボード本体の故障だろう、と。
倒してボードが水平の時はキチンと起動したりするんだけども、組み上げて立てて使うと、熱とかクーラーの重みでマザーボードにストレスが掛かって、起動できなくなったりするんだろうなぁ、と、そんな風に予想。



ケースの(構造的な)デザインも気に入ってたし、コンパクトさ、特に奥行き方向に小さい所とか、良かったんだけどなぁ。だけども、マザーボードの規格がMini-BTXという変態仕様なので、リプレイスの製品の入手は絶望的。大体クーラーが専用品なので、Mini-BTXのボードが売っていたとしても、同一製品でなければ使えんと。
あー、デザインは良かったけど、もう専用品を使うのはコリゴリだな、という事で、規格品のマザーボードとケースを買いに秋葉へ。CPUその他と幸いな事に電源はATX電源の規格品だったので、その2品さえ買えば、単純な載せ替えで再び使えるようになるはず。



んで、買ってきた。
小さいPCのメリットに嵌っているので、MiniはミニでもMini-ATXマザーボードとケースにした。ケースが見切り品なのか激安だったので、1万円+αでなんとかなった。組み上げてみても、ケースが見切り品故か、ちと理解のし難いギミックとかがあって迷った位で、構造自体はオーソドックスなんで大して手間も掛からず。シリアルATAのHDDにOSがXPなので、ドライバを入れ替えた位で、正にボルトオンで新しいマザーボードで起動できた。
今までの不調が嘘のように快調。何よりエアフローが(オーソドックスな構造のおかげで)改善したので、HDDの温度で5度位下がった。



うーん、パーツがATX規格なら、不満があるなら入れ替えが効くし、構造もオーソドックスなので機械的に無理はしてない、「枯れた」作りになってるって事よな。
まさに規格品様々ですなぁ。