なんか、与党の代表選が

あったようですなぁ。で、今の首相が勝ったとか。
まぁ、一政党の代表選であって、国政選挙じゃないから、ま、党員でもない一労働者がアレコレいう意味は、あまり無いのですが。



けど、一応、それぞれの政策なんかを読んだり聞いたりした限りでは、今の首相は「方針」だけよなぁ、と。それも、結構「イメージのみ」みたいな感じがしてたのよね。
で、前の幹事長の方は「方針」とあと「手段」が同時に発表されていて*1、こっちの方がマシだな、と思っていたんだよね、俺は。
あと、演説でもねぇ、これは前の幹事長の方が説得力がある感じでね、今の首相はここでもイメージだけな感じがしていたんで、だもんで、今の首相が勝ったって聞いて、「うわー、イメージって凄く大事、って言うか『それだけ』なのかねー、世間様としては。」とチョッと驚いたね。




つか、今の首相の政策って、前の与党のソレと殆ど変わらん気がするんだが。それもかなり高級官僚や財界に都合いい部分が強調されたものに。
基地問題とか、税金にしたってそうだし(法人税引き下げは、年内に結論を出すように、既に菅首相が指示したらしいし)、なんか、これからも前と変わらず、戦後最長の経済成長してるのに一般労働者は給料ダダ下がり、みたいな時代が続くのは明かよなぁ、と。
イメージは別として、そういう政策方針掲げる人を「みんな」が支持するのは、俺みたいな人間からすると不思議でならんですなぁ、と。




大体からして、只でさえ不景気な折に「税金上げたら、景気がよくなる」なんて主張、大前提に「お金を集めた高級官僚が『正しく』配分した場合」ってのがある訳で。*2
そんなの、まさしく机上の空論でしかないと俺は思うんだけどね、そう言う人がこの国の首相で居続けますか、そうですか、と。

*1:ただ、この「手段」は、霞ヶ関とか虎ノ門あたりに仕事場がある人らには『劇薬』である事は間違いないのよね。

*2:これがソ連を筆頭にした、現存した共産主義国がどれもポシャッた原因よな。右とか左とか以前に、人間、目の前に責任を負う必要の無い金が積まれりゃ、くすねるか、だらしなく散財するのが必定なのよね。しかし、そう言う主張が、所謂「市民派左巻き」なレッテルを持つ政治家から出てくるのは、味わい深いですな。