うおー。

仕事から帰ってきて、CS点けたらツールで新城幸也選手が逃げグループに入っていた。Σ(´д`ノ)ノ


むーん、日本人選手も、ヨーロッパのレースで普通に仕事が出来る様になってるなぁ。俺が学生でレーサーに乗ってた頃には想像も付かない事になってるよなぁ、と、思っていたら。


逃げ集団を積極的に引いていた事に加え、そもそもレース序盤に逃げの切欠を作った事、また、引いた時間の長さによる消耗から終盤に置いて行かれそうになったのだけど、粘って食らい付いて「無様な遅れ様」にならなかった事から、今日の「敢闘賞」を取っちまったよ!Σ(゚Д゚;エーッ!


ああぁ、日本人が初めてツールの表彰台に乗る様を堪能させて頂きました、ハイ。*1


しかし、新城選手はアタックが決まると、損得勘定は殆ど無しでアグレッシブに逃げを引っ張るよね。今日もそうだし、Arashiroの名前をヨーロッパに知らしめた一昨年のジロの逃げもそうだったよね。
自転車での単独走のタイヘンさを知ってると、まぁ、「英雄的」とも言える行動なんだよね、コレ。
で、また、かの地では単純に「順位」を見るだけでなく、そういう選手の「働き」を見ているから、ちゃんと国際のカメラも彼を捕らえているし、残りのフランス人2人でなく、東洋人の新城に敢闘賞が行くんだね、と。
そういう風な「見方」ってのがあるので、「英雄的な走り」をした選手を、「単純に勝った」選手と同等、場合によってはソレ以上に評価する事もあるのよね。


いやいやいや、素晴らしい。
しばらくダイアリーの間が開いていたんだが、コレは書かずにいられんよなぁ、と。
あ、なんかレンタカーが必要なときは、少し無理してでも新城選手のチームのスポンサーである「Europcar」(日本支社があるんだね!)で借りる事にしますよ、エエ。

*1:日本人初の敢闘賞は、2009年のシャンゼリゼで逃げを打った別府選手。ただ、最終日は敢闘賞の表彰台は無かったので、表彰台に乗ったのは荒城が初になる。