某所から

3Dな現場には、その素材を何「dpi」で仕上げる、という情報下りて無いんではないかと思われ。また、漏れの知る限り映像系3Dな現場は「dpi」主義では無いので、dpiで素材の解像度を指定をされる事はほとんど無くて。D1なのか、2Kなのか、はたまたHDなのか、という「実ピクセル数」主義で。
だから、3D素材の制作の流れとしても、作成素材に必要な実ピクセル数を持つテンプレのpsdファイルなりを印刷サイドからもらって、それにバッチリ合うレンダリング素材を提出する、ってのが流れではないかと。
だからdpiがおかしい、なんてのは、印刷サイド(この場合、制作会社?)から出てきたテンプレのスキャンのdpiが狂ってるか、実ピクセル数の指定が間違ってる、って事だと、漏れは思いますよ。
まぁ、「俺の知ってる3D屋はみんな印刷の事まで考慮して素材作りますが、何か」って言われると返す言葉無いですが。
作成する素材が「何dpiで何㎝×何㎝の書類」であるかは、3Dにとっては、馴染みの無い範囲で。同じ、PCで画像を扱う仕事でも、映像系3DにとってsRGBだAdobeRGBだ、dpiだppiだ、CMYKにRGB、網点がどうのなんて、通常業務でほとんど取り扱う事は無い筈で。*1手の及ばない範囲、つまり、自分が「シロート」の分野については、その分野に通じた方に、自分にも理解できる指定をしてもらって、自分の勝手な判断で加工を施さず、「素の素材」で渡すってのは「プロの仕事」でもそんなに可笑しい事では無い、と思われ。*2

*1:NTSCのクリップがドーの、ピクセルアスペクトが何たら、なんて普通の印刷関係の方が日常取り扱う筈が無いのと同じで

*2:つーか、自分のよく知らない領域について判断を下して、後からクレーム付けられたくない、って意味合いの方が強いか