東京ジオサイトプロジェクト

みてきました。「2」のときに続いて2回目です。以前は縦穴の底にシールドマシンが設置されてる状態でしたが、そこから800メートルほど堀進んでいます。


縦穴は前回と同じ状態でした、というより、前はまだプレキャストのコンクリの美しい地肌が目立ったのですが。そこはやはり、地下、水の漏出など前回に比べて少し汚れが目立つ様になっってました。


で、横穴なのですが。
写真で説明したいところですが、直前にバタバタと行く事が決まったので、前回の教訓で持って行こうと決めていたDVカムを忘れたことに受付で気がつき、地底でカメラを構えると電池切れで写せず、という、、、。いかんですな、準備不足は。
という訳で写真は他の方のレポを参照していただくとして(汗)。
縦穴の底に物資を供給するトロッコレール(?)が敷設されて、それが横穴へと消えていくのですね。同様にエアを供給する大径ダクトが吸い込まれていくのですな。また、水、、電気、などを供給するパイプ、掘削した土(というより前出の水と混ぜた泥水)を送り出すパイプが走っているわけで。
もうここで「アキラ−!!」*1って叫んでしまいそうな自分。またねぇ、トンネル自体が良い具合にカーブしてて、「その先への予感」に満ちているのですよ。現場の人にしてみれば「ナーニ興奮してんだ?」ってなモンでしょうが、いや、一般人にはそうそう目に出来る光景ではないわけで。


横穴はなんと言ってもプレキャストコンクリートの地肌が美しい。縦に等間隔に並んだ蛍光灯がまた、美しい。シールドの部品が並んでいたり。自分は建築関係の勉強をしていたので、少しだけ分かるのですが、それらシールドが、常人には信じ難いほどの精度で組み上がってるわけですね。*2お互いがピンで位置決めされて、パーツの形状も単純に円筒を切り出したものでなく、木造の継ぎ手みたいに、お互いに嵌る形状をしているので、精度が要求されるわけで。
そういう物が数百メートル続いてるわけですね。
まぁ、単純に「スゲー」と。


その後、id:yms-zunさん、id:adramineさんと軽くお茶して、自分は帰還。


いや、見て良かったです。
これが普段の仕事のクリエイテビティにつながれば…いいのになぁ。

*1:いや、実物を作者が参考にしているわけで、逆なのは分かってるのですが…

*2:というか、精度が上がる様に補正しながら組み上げて行く、と言うか、、、うまく説明できないですが。