CSで

ローレライ」関連で樋口監督の作品やら東宝特撮を集中して放映していて。
で、樋口特技監督ガメラ、そして今、妖星ゴラスを見ていて。そして、ちょっと前にZunさんからゴジラの第一作目を見たりして思ったのだけど。


「クオリティ高いなぁ!」と。


漏れ様は邦画の特撮物って、昭和時代のゴジラシリーズしか知らなくて。まぁ、「スターウォーズ」「2001年宇宙の旅」をもって特撮ヲタを意識したような人種なので、邦画特撮っていうと「見立ての世界」(つまり、ヘボイ)という認識しかなかったのですね。


でも、妖星ゴラスなんて62年作品な訳で、2001年の6年前に作られているのですな。
時代と、演出、編集を考えると、素晴らしい作品だなぁ、と。つまり、昭和の時代の一部スタッフが作ったゴジラなんかがヘボかったのね、と。


そりゃ、今見れば突っ込み所満載だけど、演出、編集を考えると丁寧に作られてるのが分かるし。


円谷監督が全力で特撮をやってた頃、そして、樋口監督が、と、やっぱり「人」によって、(特撮カットの)作品クオリティは決まるのだなぁ、と。


ローレライ」はまだ見ていないのだけど、特撮、演出、編集は期待が大ですね。
トレーラーで見る限り、特撮カットは、トップクラスの出来ではないかと。(映画としてはともかく(笑))「ドラゴンヘッド」と並んで世界レベルになるのではないかと思っていて。


どこかのサイトに「アニメみたいな映画である事を覚悟すべし」と評が出ていたのだけど、それは、どちらかというと、福井晴敏の原作故ではないかと。漏れ様は「Twelve YO」しか福井晴敏作品を読んでいないのだけど、事前に福井晴敏作品は「ハードな本格冒険小説」ってい評を目にしていたから、「Twelve YO」を呼んだ時に、そのキャラ立てがあまりにもアニメチックというか、ライトノベルチックで椅子から転げ落ちそうになった記憶がありまして。
「ハードな」なんつー表現使った奴に小一時間ほど説教を、、、(ry。


むしろ、樋口真嗣監督なんかは、それまでの特技監督に比べて「リアリティ」を尊重したカメラワーク、ライティングをしてきた事でクオリティの高くしてきたので、ガイナックス関係の人が作品協力したからって、それが理由にはならんのではないかと。


今日は深夜には「レギオン」「世界大戦争」「八岐之大蛇の逆襲」と続くので、これらも見逃せませんな。