そういえば

数年前、某有名CGプロダクションに仕事でお邪魔する事があって。
その時に、お茶のみ場みたいな所で待たされた事があって。


で、そのとき部屋の棚に資料というか、勉強用にカルトからメジャーまで含めた作品のVHSコレクションがあったのですな。まぁ、気が向いたら観ろよ、そんな感じで。


で、そのコレクションが凄いのですね。CGIの出来が良いメジャーな作品は勿論、どうやって入手したんだ?と頭をひねらざる得ない作品もズラッと揃っていて。
漏れ様、ヨダレ垂らしそうな勢いで。もう少しの所でパクって帰りそうでしたよ。


で、ダイコン・フィルムの一連のシリーズも揃っていて。
今でこそDVDが出ているダイコンの「帰ってきたウルトラマン」もまだ無い頃だったんだけど、SF大会のOPアニメから八岐大蛇の逆襲、帰ってきたウルトラマン、愛国戦隊大日本など、すべて揃っていて。ああ、羨ましかったなぁ、、、。


さすが、某有名CGプロダクション。こんな所からして違う、と。漏れ様は、その頃は会社勤めで、仕事の為なのに自腹を切ってソフト買ったり、レンダリング間に合わないからって個人所有のPC供出したり。個人所有のPCとLWのライセンスを供出した事もありますな。
まぁ、その頃は「いいCGを作るためなら何だってする」ってスタンスだったので別に構わなかったけど、だけど、会社のエライヒトには私の気合っていうか、情熱って言うか、そういうのは伝わらなかったみたいで。まぁ、後日、エライヒト達のモチベーションって全然別の所に有ったのだなぁ、と悟る事になるのですが。
話を戻すと、某有名と自社と、彼我の差というか違いというか、涙が出そうだったですな。


で、今日、「八岐之大蛇の逆襲」をみて、なぜ、某有名CGプロダクションがカルトとも言える、今でこそDVDで手に入れる事出来るけど当時は人づてでないと手に入らないこの作品を、コレクションにして、社員に資料として開放していたか、よーく分かりました、と。


そんな、ちょっとセンチな夜を迎えていまして。