カナダ 予選

印象深かった点だけ。



うん、バトン速かったね。
S1走ってる映像見てても、「あ、これは速い!」って思ったほどだし。
2位シューマッハ(兄)とのギャップも0.258秒だし、ちょっと図抜けた速さだったんじゃないかと。チーム的には、シーズン当初からの不調、レギュレーション違反騒動とチームとしてのモチベーションを保つのが難しい状態だったと思うんですが、ここはネガな出来事をプラスのモチベーションに転化できたんでしょうね。
BARホンダ復活なるか、ですな。



シューマッハ(兄)も、モガキながらの2位だった印象なのだけど、なによりバリチェロのトラブル発生で予選棄権がショッキングでしたね。去年のチームとしてのフェラーリには考えられない。フリー走行放送中にも川井タソが「フェラーリのギアボックスはきったないデキなんですよー。」とか言ってたし、なんかフェラーリは、チームというか集団として下り坂にあるのかな、と思ったり。



で、琢磨選手ですが。
予選はコンサバティブにまとめた印象がします。で、それは琢磨にとっては良い事ではないかと。
琢磨の予選って、いつもリスキーな印象があって、見ていてハラハラする場面も多かったように思うんですよね。バトンに0.512差はちょっと大きいなとは思いますが、ただ、こんかいのバトンのタイムは飛びぬけて速かった様な気がするので。
本戦でキャッチアップして、背後に迫り、追い抜く事ができるかどうか。
バトンが本戦でもこの勢いで速ければ、琢磨は確実に走る事を一日でも早く「当たり前」な事にして、その次のステップに進む事を迫られるわけですが。



今回もナカナカに楽しみなGPになりそうです。