首都消失

は、以前観た。
冒頭だけまた見たけど、脚本、演出、編集まるであきませんな。
特撮まで緩い感じだし。


あ、霧のロングのカットの特撮は良い出来だな。


つかね「さよならジュピター」も「首都消失」も所謂「80年代の特撮」ってくくりでダメ映画、って事なんだろうなぁ。


あ、けど財津一郎の演技は素晴しいですなぁ。カットのレイアウトまで収まりがいいよ。
でね、漏れ様の親類で、デザイナーやってた人が以前、「それまでは大阪発でお金が出て仕事が発生してたのが、80年代にお金の出どこが殆ど東京に移ってしまった」という事を言ってたことがあって。財津一郎が「何でも東京中心でやるからこんな事になるんじゃい」という台詞を吐くんだけど、もしかしたらこれが小松左京がこの作品で言いたかったテーマというか本音というか、そういう物なんじゃないかな、と邪推したり。