あけましてロケットまつり!

観に行った。
松浦、笹本、あさりの三氏でゲスト無しで、JAXAとかH2-A 204とかM-Ⅴとかの周辺の話。



ま、聞いた話でどの話にも共通するなぁ、と思ったのが、「組織化の問題」と言うかそんな感じの事で。
世間一般でも、プロジェクトを進めるには少数精鋭、身軽な組織で動く方が効率が良いんだけども、プロジェクトの規模が拡大して行くと、それでは間に合わなくなるね、と。
でも、人数ばかり増えると、自然、「組織の自己目的化」というか「官僚主義」というか、そういう弊害が出るよね、と。



あと、ロケットそのもの話では、M-Ⅴは「プロジェクト単位で最適化」がされる、と。だもんで、プロジェクト内容によってはロケットの段数でさえ可変である、と。
H2-Aは「ミッションに最適化」と。で、そのミッションは「静止衛星を打ち上げる」ことだと。よって「深宇宙探査機を打ち上げる」って事になると、結構無駄な事をするはめになる、と。


うーん、衛星を打ち上げる、って一言で言ってもそう単純では無いんだな。
まぁ、3DCG制作でもそうだしね。ゲームのCG屋がいきなりアニメのCG作れないし。アニメのCGしか作った事ない人がCMとか映画のVFX出来るとは思わないしな。さもありなん、と言う事か。