なんだかなぁ

オートデスクから「Autodesk Subscription 使用条件改訂のご案内」なんてメールが来たんだが。
曰く、サブスクリプションの対象となっている製品について、最新バージョン(本日の時点では 2009 バージョン)より 3 バージョン前までを、使用できるようになります、という事なんだが。
ようは、現在で言うとMAX8以前のバージョンは、ライセンス発行しないよ、と。んで、MAX2010とか出たら、MAX8は使えなくなるよ、という事なんだけど。



いや、実質あんまり影響は無いだろうけど、ちょっと困るなぁ、と。
てのも、現在でも客先の都合でMAX8を使うのって、結構あるんだよねぇ、と。3バージョン前でも、いやプロジェクト始まったのが数年前なんで、とか、安定バージョンがコレなんで、とかで「後の無い」バージョンをギリギリ使ってるっての案外多いと思うんだよね、業界的にも。



オートデスクが「データの上位互換完璧です!」ってな製品を確実に出してくれるってなら、プロジェクト途中でアップグレードしたって良いんだけど、細かいところで「え、ナニ、今あるデータ、新バージョンで使うには全部修正しないといけないの?」ってな事が稀にあったりするし。



あと、MAXって18ヶ月で1バージョンUPってのが一応の公約なんだな。で、その通りにバージョンが進むなら3バージョン前って、4、5年前の製品な訳で、まぁ、実質使ってる人なんてほとんどいないよね、って話も出来るんだけど、例えば今回の2008→2009の間って半年位しかないわけで、この場合だと後1年使えると思っていた旧バージョンの使用期限が随分早く来ちゃうってんで、予定が立たなくなるよなぁ、と。



つか、大体からして、Ver2009って、日本ではまだ何もAutodeskから正式なアナウンスはユーザーに来てない筈なんですが。公式ページでも「2008出荷開始!」って紹介してるくらいだし。サブスクリプションでDL出来る訳じゃないし、デモ版がアメリカで出たってだけでしょ。
なんかそこら辺のアナウンスの仕方というか、タイミングの計り方も雑な仕事だよなぁ、と。



まぁ、この類の話は他ソフトでもよくある話だけど、ちゃんと正規ライセンス使って、サブスクリプションまで入ってる「正直なユーザ」がチョイ不安を抱えながら仕事しないといけないのは何故なんだぜ?ってとこだな。