あした、

アップルのアレが発売されるようですが。
ちなみにウィルコムのD4も発売なんですが、まぁ、それは置いといて。



ポロポロ、サービスやら料金やらの詳細が出てきていて、それらのレポ読んでて思ったのが、「あー、やっぱりiPhoneってケータイではない何か、を狙って企画立案されてんのなー」と。例えば、ケータイ的なメールの使い方、ネットというかケータイサイトから提供される情報の使い方、あるいはケータイ独自のハードに依存したサービスを活用している人には、まぁ、使いづらい感じよな、と。
逆に、PCでのネットの使い方の作法でメールをやり取りしたり、情報を探したり、ってのが自然に感じるって人は、心地良く使える感じかな、と。
で、まぁ、自分もそのPCでの作法が自然に感じるって思うほうで、だから自分はウィルコムの繋ぎ放題にWS003SH使ってるんだなぁ、と。



そのPCでのネットの使い方に馴染んだ自分が、ケータイのネットの使い方で一番不便っぽいなぁ、と感じていたのが、ネットのサービスを利用するごとに課金される、という所だな、と。
メール1通出したり、受け取ったりするといくら、今もそうなのかわかんないけど天気予報や乗換え案内1回見るといくら、ってのがね、PCで28kモデム使ってネット始めた人間からすると、なんか自由に色々見て回れないじゃん、って感じだったのな。そこら辺のPCだと自由に色々出来ることが、いちいち課金されるのがなぁ、と。
いや、パケット定額だとかなんだとかで、それ程でもない事は知ってるけどね。特にここ1、2年程はケータイ各社もスマートフォン出し始めたこともあって、そこら辺の定額サービスも色々出してきているみたいだし。



もともと、ケータイのネット関係の技術って、ベースはインターネットの技術というかPCでのIT技術だと思うんだけれど。
そこをiモードやらケータイサイトやらなんやらで、柵を設けて、携帯ユーザーはその柵の中で遊んでください、で、何かすると課金しますよ、と。柵の外にもフルブラウザやPCのモデムとして使用したりして、一応出ることも出来なくもないですが、まぁ、それもそれなりのお金払ってください、と。
まぁ、そんな邪なイメージが自分の頭の中にあって、そんな風な「囲い込まれ感」がどうにも好かんかった、と。



だから、ケータイを凄く便利に使っていて、月1万前後払っていても全然OKな人なら、iPhoneはファッション以外に惹き付ける物は無い感じがするなぁ、と。「新幹線の予約が取れねー、使えねぇ」みたいな。着うたフルで無問題、とか。
去年、iPhoneが出た時も書いたけど、まぁ「ケータイ的なもの」のアンチテーゼとしてデザインされている訳で、ケータイより素晴らしい何か、を期待すると失望するんだろうな。ケータイで「無い」何か、なんだろう、と。




あ、そうだ、iPhoneってさ、WS003SHよりチョッと小さいくらいのサイズなんだけど、WS003SHが出た当初「電話として有り得ない大きさ」とかレポをIT関係のポータルサイトに乗っけてたライターさんは、今回のiPhoneのサイズはどう表現するんだろうか…。