とりあえず、

春秋スタートの深夜アニメ群が最終回を迎えているわけですが。
取敢えず、昨日最終回だったマクロスFですが。



「それ、2話くらいに分けてやってほしかったなぁ」と。まぁ前も書いた様に、この作品全体に言える事ですけどね。もっと面白く出来ると思うし、そこまで「勢い」に頼らんでもキッチリ良い作品になるでしょうに、と。
そんな訳で、色々な意味で、もう少しだけ丁寧さとか余裕がある仕事を見てみたかったな、と。
まぁ、それをするには色々リソースの問題やら何やら、難しいのかもしれないのかもなぁ、と勝手に想像したりもするんですけど。



や、自分はマクロスF、面白かったと思っています、ハイ。
コレでもかの話の詰め込み具合。オッサン嬉しくなっちゃうよ、な過去の作品からの引用。キャラそのものも、それぞれ魅力的だったなぁと思うし。何より作品全体の「勢い」が良いのが素晴らしい、と。でも、そこ勢いのよさってのは、お話のネタをギュウギュウに詰め込む事で達成しているように思えて、一つ間違えると副作用がバーッと出る感じよな、と。



そこら辺のマクロスFの「詰め込み加減」が一番影響してるのが、キャラクターの感情の動きとか、動機付けの説明あたりだな、と、続いて放送されてた「フルメタTSR」を見てて思ったな。
駆け足で話が進むんで、どうしてもキャラクターの感情表現が記号的なものになってる感じがするなぁ、と。



まぁ、聞く所によると、今のケータイ小説の表現なんかは正に記号的らしいので、世間的には全然OKだったりするのかもしれないけれど、いい年こいたオサーンとしては「やー、勿体無いなぁ」と。



更に追記:
あー、CG班の皆さんはお疲れ様です、と。どんだけリソース突っ込んでいるかとか、マネージメント関係とかの細部を知らないとなんとも言えないけれど、まぁ画面を見ると、物量面でシンドイですなぁ、と。