なんか、

幕僚長を更迭されてヒラになるだけじゃないか、と思っていたら、降格されて空将だもんで定年退職に出来るってのは上手く考えたなぁと思っていたら。
一民間人になったからか、今度は本人が記者会見開いて好き勝手テレビで喋りまくってて、なんだかなぁ、と。



いやねぇ、前の国交省大臣もそうだし今回の空幕にしてもそうだけど、こうも「電波ゆんゆん」なオッサンがああいう高い地位に就いてしまうってのが、なんか、「終わってね?コレ」みたいな。
「おや、おたくもネラーですかネトウヨですか」と言いたくなるような代物なのがなんとも。



で、その記者会見で「好きなことも言えないのは、まるで北朝鮮だ」みたいな意味の事言ってたんだけども、空幕長って地位は、町の魚屋だとか八百屋だとか、飲み屋でクダ巻いてるサラリーマンとは違う訳で。
幕僚長ってのは、崖っぷちな状況で「国家や国民の命運を左右する」地位な訳で。
そんな地位に就いている人間が、個人的趣味でアレコレ好き勝手発言してもらったら困る訳で。



そんな基本的なことも分っていない、自分の置かれた状況を客観的に捉えて、状況に合わせて対処する事が出来ない人間の下で我が国の空軍が運営されていたと思うと、ほんとゾッとするよ。
有事があったとして、敵に負けてしまう事請け合いだよ。
仮に俺が兵士に徴集されたとして、こんなリアリズムに欠ける指揮官の下で戦うのは願い下げだ。情緒に任せて犬死させられる事は確実だよ。



少し前に海自の特殊部隊が、辞めていく隊員を格闘訓練において「お礼参り」して死なせた事件にしてもそうだよ。
特殊部隊の格闘技ってさ、「殺傷術」だろうよ。いや、ソレをどうこう言う積もり無いって言うか、むしろそうでないと困る訳よ、最前線に立つ実行部隊としては。
で、そういう本来「取り扱い厳重注意」であるべき技術をさ、なんか「体育会系ノリ」で運用するってさ、どうなのよ、と。



なんか、こういうの見てたら、有事が起こっても負けまくりなんじゃないのか我が国の軍隊は、と思ってしまうな、と。