なんやかやと、

大層にならない範囲で、コーヒーを淹れて飲む事にハマっている今日この頃。
ドリッパーを買い換えてみたり、調理用温度計を導入したりして、そこそこ均一に淹れる事が出来てきたので、しばらく前に、近所にある自家焙煎の豆を売っている店で、なにやらブランド物(?)の豆を買ってみた。
豆そのものは、どれが好いか、自分が美味しく感じるか、なんて分からんので、お店の人にあまり癖が無い、スタンダードな感じの豆を、と頼んで2種類、100gづつ買って、コーヒーミルと言うか、グラインダーも無いので、お店で挽いてもらって、淹れてみた。




結果。
おー、ウメ━(゚∀゚)━!!


大体ね、香りがぜんぜん違うね。そらもう、淹れる前の袋開けた瞬間から違うのよね。味も、なんつーか、自分には文才が無いのでアレだけども、砂糖味でなくてね、「甘み」を感じるのよね。
また、最初の種類は後味がはっきりしていて、豆類というか焼き栗を髣髴とさせるのに対して、もう一方は、後味が引かずに「スッ」と消えるのな。
で、面白いのが、後になって商品一覧の「特徴」を読んでみると、自分の味の感じ方の差、そのまんまだった事。あー、やっぱり、それなりに手順踏んで淹れてやると、「気分の違い」なんかじゃない「味の差」ってのが出てくるのなー、と。


ちなみにこの時点で在庫のあった「スーパーで買った、市販の挽いた粉」は朝のカフェオレ専用になりましたよ、ええ。つか、カフェオレにする量の牛乳を入れてしまうと、細かい味が飛んでしまうからね。



で、わぁ美味しいなぁ、こんなに味の違いがあるんだなぁ、と感心していたら、挽いてもらってから、4日、5日と経ってくると、やはりというか何というか、豆の香りが飛んでしまうのな。
淹れるときも、挽きたての時は、蒸らしでお湯を少量掛ける際に、ムクムクと粉が膨らむんだけど(そしてソレが新鮮な粉であるかの判断基準になるらしいんだけど)、その膨らみもめっきり小さくなってしまう、と。
味も、香りが減退してしまうせいか、チョイ落ちてしまう感じなのな。
んで、それは勿体無いなー、と。やっぱり、豆は淹れる直前に挽いてやるのが一番なんだなー、と。




という訳で、2回目は豆で買ってきた、と。
んで、グラインダーも買ってみました、と。
で、淹れてみたのですが。




結果。
あー、店で挽いてもらったときの味が再現できないぃぃ(;´Д`)。
なんかね、焦げ臭いような苦味がね、えらい強く出て。コーヒー豆の持つ苦味とは違うのよな。


で、色々調べてみると、自分が買ったプロペラ式のグラインダーで多く出てしまう、所謂コーヒー豆の「微粉末」のせいらしいのな。お店では業務用グラインダーで挽いてもらったので、粒の揃った粉だったんだけども、4000円の自分の買ったグラインダーだと、まず、狙った細かさに挽くのが難しいし、そういう微小な粉末もかなり多く混じる、と。
どうも、構造上、同じ場所で粉をプロペラで細かくしていく事から、狙った粒子の大きさより細かい粉末が出来てしまう、と。
細かい粉末なんで、本来の大きさの粒子では出てこない、過剰な苦味とか雑味とかが流れ出てきてしまう、と。


コレは参ったなー、と。
いや、事前に軽くネット上の情報を調べてはいたんで、プロペラ式グランダーにそういう性質があるとは分かっていたんだけど、まさかここまで味が変わるというか、「不味く」なってしまうとは。
より美味しく淹れる為にグラインダーを導入した筈なのに、本末転倒よなぁ、と。


どうしようかな、と。
とりあえず、手動式のコーヒーミルを導入すべきか。手挽きなら、そこら辺の「挽き」の性能は安定しているみたいなんで。
電動はなぁ、海外には色々と性能が良い機種があるみたいなんだな。細かく挽けばエスプレッソを抽出するのにも使える位細かく引けたりする奴が。で、ペーパードリップで淹れるにも、粉の粒子が揃っていて具合が良い、とか。
で、お値段もね、安い奴なら100ドル台からあるし、家庭用ハイエンドでも400ドルくらいまでなのな。自分は200ドルくらいのがほしいなぁ、とか思っているんだが。
けど、どうも入手が海外からの通販になるみたいなのな。更に、日本には送らない、って通販サイトが多くて、どうも代行輸入に頼らざる得ないような感じなんだなぁ、と。



うはー、面倒臭せ。
あと、輸入代行だと、200ドルのミルなのに100ドル分くらい手数料やら送料やら掛かりそうなんだなー。
や、機種が限られるし、少ないけれど、国内でも売っている所はあったりするんだけどね。けど、200ドルのものが4万台とか、400ドル台の製品が7万台とか。えらい高くなるんだよなぁ。


FANATECのハンコンも日本で買うには輸入代行するしかないみたいだし、なんか、日本て以外にも海外の品を買うの、不便なのなー、と。そんな風な感じで、思案している今日この頃。