上野に

「空と宇宙博」を某氏と見に行ってきた。
おー、もうチョッと会場の広さとかに余裕があるといいけどなとは思ったけど、日本の航空機の運用・開発の黎明期から、「はやぶさ」「イカロス」まで、網羅的かつ自分みたいな「少しヲタ」が知らない様なマイナーな日本の航空機の紹介まで、満足満足、と。



しかしアレね、レシプロエンジンも、航空機初期のエンジンは、パッと見でココがアレでソレがコレで、てな風に分かるんだが、並べて「誉」の図面や「栄」の実物を見ると、その“集積度”に圧倒されるな、と。


宇宙機のエンジンもそうだなぁ、と。図面や実物で仕組みが分かるのは、ロケットエンジンまで。イオンエンジンは「はやぶさ」で予備知識があるから分かるようなもの。「イカロス」になると、その展開機構や、帆の一部に「液晶シート」が張ってあって、ソレのオンオフによって帆の反射率を上げ下げして軌道をコントロールするなんて、見た目じゃ分かんないよ、体感というか実感として理解できる世界ではないなぁ、と。



しかし、そういう「イカロス」のような設計思想というか、まだ前例の無い宇宙機に対する発想というか、緻密な考えは凄いなぁ、と素直にオモタね、と。