いろいろ

そもそも、○○の仕事するのにホゲホゲな機材が割り当たってないというか、「○○な仕事だから、ホゲホゲは要りませんよね」みたいな話が聞こえてクル所からして首を捻らざる得ない、というか。
むしろ、○○だからホゲホゲ要るだろう、ってのがチョッとでも経験があればフツーの考え方だと思うんだけど。つか、話聞いている限り、素人さんじゃない筈なんだがな、何でだろ。



で、ホゲホゲの割り当てが無いのは仕方ないんで、ホゲホゲ無いならここまでしか出来ないよね、論理的に、という所まで仕事を完了していたんだが。
やっぱり、「usuiさん、(ホゲホゲ使う)作業お願いできますか?」だって。
そらまぁ、××な仕事の人らが○○な仕事する、って事自体、自分は「これまた奇妙な仕事の仕方すんナー」と思っていたから、「あ、やっぱり」って事であまり驚きもしかったけどね。



まぁ、そんなこんなでダラダラやるしかないのよねー、と。


[ヲタ]いやぁ、コレは凄いなぁ、

と、以下のリンクの記事を読んで思ったな。
Jコミで扉を開けた男“漫画屋”赤松健――その現在、過去、未来(後編) (1/4) - ITmedia eBook USER
や、ネットでは色々話題になってるネタですけどね。
赤松氏の他にもコレに類する取り組みをしている方がいるのは知っていたけど、この記事を読むとJコミという事業の用意周到さと戦略性に、正直、「うわ、この人ら、頭イイなぁ」と思いましたよ、エエ。
あと、同人まで視野に入れてるのがね、なかなか大胆ですなぁ。




自分もコミケに行ったりするもんで、人気の高い、手に入れようと思うと気の遠くなるような長い列に並ぶ事になるサークルとか、自分が好きな作家さんに多いマイナーですぐ絶版になる本なんかは、オンデマンド印刷か電子書籍で手に入れられるなら良いよねー、と数年前から思っていたんですね。
けど、課金が難しかったり、オンデマンドでもやっぱり手間が掛かって高くなったり、権利関係を整理する事が出来なくて、ソレらが一般的になっていないんだろうな、と思っていたんですけど。オンデマンド印刷なんか、技術的には20年前からフツーに出来ることだったりしたもんねぇ。
それが、出版社が再販に乗り気になる程の実績を打ち立てたというか、作者・販社・読者がWIN・WIN・WINの関係に持っていけたのが凄いなぁ、と。しかも、読者にとって負担は、基本、広告閲覧だけだからね。しかも、広告をクリックするほど自分の好きな作者さんの稼ぎが多くなるなら、そら、クリック位するでしょうしね。




しかし、コレは多分、今現在、何でか電子書籍が盛り上がっていて、かつ、たまたま絶版であるけど認知度が高い作品が手元にあった赤松氏がやる気になったから、これだけ各方面を盛り上げることができたんだろうなぁ、と。
全く同じビジネスモデルを、例えば同人関係の個人や団体が業界に持ち掛けたとしても、担当者は会いもしなかっただろうしね。プロの漫画家でも、絶版作品が手元に無かったら難しいだろうし。




自分は件の赤松氏の作品をDLしていないし、自分の興味というか好みからして、これからもDLする事は無いと思うんだけど、とはいえ、この氏の活動は広まって欲しいなぁ、と。


つかね、こういうビジネスモデルはですな、本来なら「スーツ」な、企画書やらを書くことで飯食ってるような人らが考えて、汗かいて仕事すべき事柄よな。
そこいら辺、ホワイトカラーは「頭脳職」であるべき所が、俺みたいな現場の人間に言わせると、もはや「宮廷政治職」とでも言ってもいい状態にあるのが、この国が、こん所落ちぶれる一方で上向く気配が無い原因だと思うよ、ウン。