ワンフェスに

行ってきた。
毎回書くけど、所謂「創作力」というか、モノ作るオーラを満喫してきましたよ。
今回は、ディーラーの卓の配置が、作品を鑑賞しやすい配置でよかったな。おもちゃ屋の業者さんの卓と、所謂「造形する人々」の卓を、島単位で分けてくれたのは有り難かった。ここ数年は、そこら辺りがゴチャ混ぜにしてあって、自分みたいにアマチュアの造形物を見に来ている人間にはホント見て回るのが難儀だったのよね。こんな風に島で纏めるってのは、おもちゃ屋さん巡りが目的の人にも良いんじゃないかな。是非とも今後もこういう方針で会場設営して頂きたいトコロ。

そのせいなのか分らないけど、なんか会場全体としても活気があった様の思うんだけど、どうだろう。



自分は、模型作り自体にはあまり経験が無いのと、やっぱり1品の額が大きい事もあって、今までガレキを買ったり、というのは殆ど無かった*1んだが。
で、毎回見に行く度に、「わ、コレはカッコイイ!」っていう作品はたくさん見掛けるけれど、完売だったり、予算面でどうにも逡巡してしまって、購買には至らない、という。


そんなこんなで、インライン・スケート履いた某エヴァ・キャラとか、バイクに跨ったコレも某エヴァ・キャラとか、中まで作ってある某ランドメイトとか、すげーデカさ(1/32?)のバルキリーとか。「あー、欲しいけどお金が…」と思っていたら、絶版になってしまって、というパターン。
2001年宇宙の旅のボーマン船長のアクションフィギュア(モノリスでは無くてな!)に至っては、10年前くらいに初めてワンフェスに行った時に見掛けて、「ふーん、こういう衣装セットもあるんだー」なんて思っていたら、リアルではおろかネット上でさえも、再び目にする事も出来ない、という。
12インチサイズで、パッケージもガレキでなく一般の商品っぽい出来だったのだが、アレは何だったんだろう。たしか、アメリカのプロップ製作会社だか、プロップも扱うマニア向けショップなアメリカのディーラーさんか、そんな感じだったんだが…。(初代ギャラクティカのコロニアルバイパーのプロップが展示してあった記憶が…)


そんなワケで、この所はチョイ迷っても「買え!」と自分に言い聞かせてワンフェスに参加していたり。
で、そんな目の前にあったら、すぐ買う即買うガレキの中に、メイドさんな某セイバーさん、ってのがあったのな。
2年位前に見て、「この立体としての構成力は凄いなぁ」と思っていたら、完売に次ぐ完売。
前回も真っ先にそのディーラーさんトコに行ってみたら、完売、と。
今回はもうアカンやろな、絶版になりそうやね、あるいは完売していてそのまま生産終了かな、と思っていたら。


行ってみたら、おー、なんと目の前に箱があるよ。
という訳で、買った。即買った。


やー、実はFateって作品の事は、自分は全くと言っていい程知らないんだけどね。(;´∀`)
数年前にアニメ化作品の第一話を見た事があるんだが、(ファンの方には申し訳ないけど)もひとつ、自分には原作のお話とか世界観とかキャラ立てを面白いとは感じなかったのな。



どうも自分は、キャラ萌えとか、作品萌えとかの側面からでなくて、立体物として360度どっから見ても見栄えが良いとか、ディテールが良く出来ている、とか、そういう側面でガレキとかには挽き付けられるみたい。
だから、遠目で目を惹きつけられるのが第一段階で、んで寄っていってディテールを見て「コレは凄い」と。
そんな訳で、絵柄そのものを再現したモノであるよりも、チョッとディテールが立体寄りで“濃い目”だったり、キャラの顔も少々解釈が違っていても、立体としてカッコイイ方が好きみたいだなー、と。



まぁ、そんなこんな、ってトコで。

*1:オリジナルで、かつ造形とデザインの良さから、数年前にBUBBAさんとこの「L&R」を衝動買いしたくらい。