げ。

どう見ても「爆発」(ただし、水蒸気水素爆発。核爆発では理屈の上から無い筈。)だな、これは。
しかし、この動画は、なんである局でしか流れなかったんだ?
3時半の動画、ってのがある筈なんだが、他の局はその時間帯を避けた映像しか流れないのは何故か。



追記:
BBCでは建屋が文字通り「ドカーン」と爆発してるのが、キッチリ流れている。あとCNNも。
Japan earthquake: Explosion at Fukushima nuclear plant - BBC News
決して「天井崩落」とか「調査が必要」とか、そんなんではない。


官房長官原子力保安安全院、そして、その2者の会見で記者からツッコミが入り始めるとカメラを切り替え、3時半の動画をスルーする、NHK
ここらが言うことは、あんまし信用できないな。


色々見て回る。
中には、「制御棒入ってるんだから、炉心溶融なんか起こる訳無いだろ(w」みたいな話も見掛ける訳だが。
色々原子炉運用のディテールも調べてみると、そんな簡単な話ではない、と。緊急停止から、冷却材の温度圧力を如何に落としていくかというのが重要だ、と。今回はここで冷却水が回らなくなっているか、どっかで漏れていて、温度が下がらない、結果、燃料棒被覆が破けたり、加えて水素が発生し、また温度気圧が上がってきたので水素を含んだ気体を抜く必要があって、挙句、建て屋が吹っ飛んだりと。
やっぱり、ディテール大切だな。


で、今見た政府の記者会見では、再臨界を防ぐ為のホウ酸と、海水を原子炉格納容器に注入する、と。もうね、前例の無い「作戦」らしいな、コレ。電気消して「ヤシマ作戦」なんて、どこまで本気か冗談かわからん呼びかけなんてあるけれど、「本体」のコレの方もマジ「ヤシマ作戦」級なんではないだろうか。
これは受け売りでしかないけど、じゃあ海水を注入するとして、そんな配管あるのか、と?で、そのための作業に作業員が、配管なり格納容器近くまでアプローチする必要があると思うんだが、そんなこと出来る環境なのか、いま?
チョッと前、米軍からの冷却材の提供を日本政府が断ったなんて話があったが、大体どうやって冷却材を注入するってんだろ、と。むしろそっちの方がキモで。車のラジエータに水足すようなモンじゃないよね。
そもそも、BWRは冷却材は軽水だしね。軽水貰ったとしても、それは向こうさんの政治的ジェスチュアでしかなかったんじゃないの?と。