オーストラリアGP

なんかあれだね、上位とかは、今のチームの勢いというか戦闘力がそのまま出てる感じで、それほど驚く事もなかったな、自分は。まぁ、やっぱりベッテルの速さは、正に異次元と言える程だけどね。タイム差が付いた終盤は、明らかに下位とのタイム差を睨みつつ、エンジンを労わってラップタイムをコントロールしていたと思うし。



そんな中で、自分は、このGPは、「それ程期待されてなかった人が金星を獲得した」、そんなレースだったなぁ、と。



その筆頭はペトロフよなぁ。これまでが結構散々だったからね、戦前の評価は不等とは言えないやね。
けどまぁ、蓋を開けてみたらハイドフェルドより速い*1し、レースも終わってみれば6位→3位なワケで、コレを金星と言わずしてなんと言う、と。



あとは、ザウバーのペレスな。
いや、可夢偉もちゃんと戦えてたと思うんだよね。タイムの推移も順当だったと思うし、タイヤの使い方や交換タイミングもそれ程ほかのチームに劣るような所も無かった筈だし。
しかし、ペレスの“マジック”なタイヤの使い方と、その結果としてタイヤ1回交換で済んでしまった、ってのは大きいね。
特に、結構タイヤを使っている筈なのに、突如ファステストを叩き出したり、その後も予選上位の可夢偉よりもコンマ数秒速かったんじゃなかったっけ。
いやいやいや、良くぞそんなタイヤの使い方できましたな、と。
ただ、彼の場合は、今回の7位獲得で自信を付けて、より速くなるように頑張らないとね。てのも、今回のペレスのタイヤの使い方を見て、他チームもそうだし、何より可夢偉にも“ヒント”を与えてる筈だからね。次は、そう楽には走らせてもらえないかもね、と。



…とか言ってたら。なに、ザウバーは2台とも車両規定違反で失格だって?
うーん、内容をザックリ読んだ限りでは、ルールブックの解釈の違いが原因っぽいけど。
しかし、FIAも、プラクティス前に車検やって、そこで事前指導するとか、ってのは無いんですかね。
レースに水を差す事になったのは確かだと思うからねぇ。

*1:俺は去年のザウバーでの成績から言うとハイドフェルドがおso…(ry。