この前、

東大の放射線科の医者さんとかでやっているツイッターアカウントで、『「公衆被ばく」の限度が100ミリシーベルト(累積)』って書いてるが、俺が調べた限りは1ミリなんだが、と書いたんだが。



ツイッターからブログに移行したんで、そのブログを眺めてみたら、ようやく100ミリの根拠が分ったよ、と。
ICRPが3月21日にリリース出してんのな。
Fukushima Nuclear Power Plant Accident
ここの一節に、「『緊急時の』被曝限度として20〜100ミリを推奨する」とあるな。



成る程、単純な記載ミスとかではなくて何よりだが、ソレにしても緊急時の基準であるとか、20〜100のバンドのうちの最高値を採用しているとかを、明示していない事については、なんだかモニョる所があるな。140字にそのくらい収める事は出来るでしょ、と。



とは言え、緊急時の基準ってヤツ自体は、「限られた時間内では許容できる範囲」ってモノだと思うんだ、俺は。よって緊急時は基準を引き上げる、って事自体は、その間に事故の沈静化が行われるに伴って放射線降下物も少なくなるだろうという前提で、納得できる事で。
そんな事もあって、俺は、当面は、安心して無関心になるでもなく、パニックになって行くあても無いのにパスポートを用意する(笑)でもなく、事態を注視するって態度が妥当だろう、という事で日々の生活を送っているんだけどね。(ただし、原発周辺の避難地域については色々思う事はあるが、ここでは述べない。)


ま、よって重要になるのは「時間」よね。
事態の収拾が「限られた時間内」で収まるか、終息に持っていけるかどうか、よな、と。