そういや、

政府の参与が辞表出して辞めましたな。
ま、幾らなんでも無理筋でしょソレ、って事なんだろうね。


つか、俺にはこん所の一連の原発周りの騒ぎを見ると、「大本営発表」とか「参謀本部・軍令部」とか、んで「(第二の)敗戦」ってな言葉が頭を掠めてしょうがない。
てのも、そこで起こってる物事の、仕組みというか構図というかメカニズムが、同じなんじゃね?としか思えないんだよね。
分野は全然違うけど、PSNでの騒ぎの、事件の起こり方とか後から「実はこんな大被害が出ていました(テヘ」みたいな対応とかも、よく似てるよねぇ、と。
自分が仕事していても、あるんだよね。お為ごかしがまかり通って、結局最後は現場がしんどい思いをする、ってのが。



つまりは、この国は社会の全ての階層において所謂「官僚主義」ってのが蔓延している、って事じゃないかな、と。(「官僚」とは言っても公務員だけの事を言ってる訳じゃないからね。「組織」ってヤツがあればどこにでも存在し得るからね、念のため。)
目の前の問題解決よりも、現状や、単なる願望でしかない空論を維持する事に腐心する。結果、現場を磨り潰そうが、無実の大衆の命をリスクに晒しても平気、と。


本当はさ、ベルリンの壁が崩壊した辺りで、国としての進路とか、チョッとづつ、しかし不断に変えて行かなければならなかったんじゃね、と思うんだよね。
それが、「くうき」を読んでから決めます的な対応して、全て「延長線上」でしか物事進められなかった所でアウトよね。太平洋戦争でも、真珠湾攻撃した時点でアウト、だったみたいにね。