やっとこさ、

走ってこれた。
実に一ヶ月ぶりで、体が鈍ってるというか、柔軟性が落ちていて、いつものポジションが取れないのがキツイな。
そんな状態なので、まぁ、ボチボチと筋肉をほぐす感じで、踏まない感じで走る事に。


服装は、風が強く(予報では10m前後)、気温が日中で5度程度との事だったので、アンダー+長袖ジャージ+長袖ジャケットの、今シーズン一番の厚着で。もう一つ、花粉マスクとして、2年くらい眠ったままだったRESPROのマスクをメンテしてフィルターを入れ替えて使い始めた。



快晴で日光に当たって走る事もあり、寒さは全然感じなかった。自分の使ってるシマノのジャケットは、(重ね着して、の場合だろうが)スペックとしては-10℃対応なので、当然かもしれないけど。
あと、マスク自体の機能にも満足。フィルターが「シティ・マスク」の活性炭主体のフィルターで、本来のスポルタ用より薄い(?)ってのもあるのか、給排気は全く問題なし。人間の吐く息ってのは湿度が高いので、マスク内部が結露する、って問題はあるけれど、コレばっかりはどうしようもないしね。帰ってきた時や途中の休憩でマスクを外す際には、携行しているハンドタオルで雫を拭き取ることで対応する事に。
不具合が有るとすれば、頭にマスクを固定するベルトが、イマイチ合わない事だな。いや、普通に立ってる状態では場合は殆ど問題ないんだが、自転車に跨って前傾すると、マスクの下半分のフィットがイマイチで、鼻の付け根あたりでマスクを引っ張り揚げてる感じがするのな。バンドの角度がもっと上からだったら良いのではないかと思うんだけど、耳の下を通って後頭部で左右を留めるので、チョッと合わないのかも。
しかし、それを解消するには、バンドを、耳の上を通すか、普通の花粉マスクみたいに耳に引っ掛けるかしかないので仕方ないか。まぁ、自分で弄って改良出来そうな気もするので、ちょっと考えてみよう。



そんなこんなで、途中で軽食を摂ってから、調子が良いので荒川まで回って長い方のコースを走ろうか、と走っていたら。
信号停止から走り出した瞬間に、トラックのエアブレーキの排気音みたいな「バシュー」という音が。同時に、ハンドルがグニグニに振られて、まっすぐ走れなくなった。
「あらら?」と一瞬何が起こったかわからなかったんだが、前輪に目を落とすと、タイヤがペチャンコになってた。慌てて交差点の向かい側の歩道に退避。
あらー、バーストしてしまったか。しかし、バーストするほど何かを踏んだ記憶はないのだけれど…、と思いつつタイヤをはぐってみたら、チューブが5センチほど裂けていたΣ(´д`ノ)ノ 。



で、チョッと不思議なのが、半年前のパンクに続き、またもやリム側の面が裂けていた事。リムテープをザッと確認した所、バーストに繋がるような突起やら異物がリム面にある訳ではなかった。
出先の道端だし、その場でゆっくり原因追求する気にもならなかったので、予備チューブ*1を取り出してリムに嵌めなおして、携帯ポンプでエアを入れ直す。
持ってて良かった、「予備チューブ」。携帯ポンプも出先で使うのは初めてだったんだが、問題なく5気圧近辺まで入った*2ようで、実用に問題ないことが確認できた。*3
ネットを見ると「携帯ポンプは役立たない」みたいな意見も見掛けるんだが、今日自分で使ってみた感じではそんな事無い、つかむしろ、自分が学生の頃よりポンプの性能が上がって、昔のポンプだと必要だったテクニックとかも要らない感じがしたんだが、どうなんだろ。あと1〜2気圧入れるかどうかが大違いなんだろうか。自分なんかはCO2ボンベとかの方が失敗する可能性があったりして、緊急時に使うツールとしてはイマイチ信用置けない感じなのよね。



しかし、クリンチャーのバーストって、タイヤの取られ加減というか、コントロールの効かなさが怖いなぁ。まぁ、チューブラーはいてた頃も、今回みたいに爆発的にバーストする事は無かったので、余計にだな。
何より、信号発進時にバーストしたってのは、本当に運が良かったと思う。コレがバイパスみたいな逃げ場所の無い所での高速ライド時や、峠や高架橋の下りで起こってたらどうなってたやら。



チューブを入れ替えてエアを十分に入れたら、クリンチャーのメリットで、走りはパンク前と変わらなくになった。そのまま荒川を走ろうかと思ったが、バーストの原因も良く分らないし、走り始めだし、おとなしく帰宅することに。
コレはアレだな、改めて前輪のタイヤをばらしてみて、原因究明か、何かチューブを守るような対策をした方が良いね。後日、時間が出来たら早速実行しよう。

*1:以前パンクしたチューブを修繕した物。

*2:使用タイヤの推奨圧のMaxは6気圧。

*3:つか、今使ってるのは全長20cm程度の、ちっこいポンプなんだが、ストロークは多くなるものの、ハンドルが重くなって圧が稼げない、等という事が無かったのは感心したな。学生のときロード乗ってた頃は、携帯ポンプってロードフレームのシートチューブ位の長さがあって、シートチューブトップチューブに沿わせる感じで固定する様なものだったからね。